ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主にHIKIKOMORIなど、「公認されない社会的マイノリティ」に関することを綴ります。

何度も綴ったけど、学校というところは主流秩序とずれた人にとって「恐怖の館」

おはようございます。

「マガジン9」の最新更新記事にこういうのがあった。

maga9.jp詳しいことはリンク先の記事を読んでほしいとして、私が目を惹きつけられたのは次の一文である。引用する。

 さて、2冊の話を並べて書いたのは、奇しくも2冊の本の書き出しが、なんだかとても似ていたから。
 『掃除で心は〜』の「はじめに」の最初に書かれているのは、〈私は、学校が嫌いだった〉という一文。中学時代、厳しい校則に異を唱えたために、先生から「問題のある生徒だ」と見なされて呼び出された、というエピソードが語られます。
 一方、『教育勅語と〜』の書き出しは、〈「変わった子」。私は小学校のころ、よくそう言われました〉。小学校の先生からも「協調性がない」「みんなと一緒に行動できない」と言われ続けた著者は、中学では「髪型やスカートの長さ、靴下の色まで」を校則で決められることに強く違和感を抱きます。

つまり、「学校内の『主流秩序』」に適応できないがゆえに「学校が嫌いだった」「『変わった子』と言われた」というわけである。

以前から綴っているが、主流秩序と「ずれた」人にとって、学校というところは「恐怖の館」であり、「矯正収容所強制収容所)」でしかない。

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以前、J:COMUSJを紹介する番組で、おととしだったかなあ、ハロウィンイベントの「恐怖の館*1」がまさに私自身が経験した「学校生活」で受けた仕打ちに近い内容だった。

usjdetko.com視覚の恐怖だけではなく、言葉の面でも恐怖を味わってもらう、という内容でね、「お前がぐずぐずするからお前の友達がひどい目に遭っているんだぞ」とか言うのよね。

私自身もこんなことよく言われたわ。
「お前がぐずぐずしているから試合で負けた」「お前のせいでみんなが怒られているんだ」とか…

それにしても、紹介した記事を読んでいると、学校の「恐怖の館」度はますます上昇するだろうなあ…はあ…

それではまた。

*1:調べてみたら、「トラウマ3~最悪監禁実験室」というものだった。

毒オトナの条件・第18回「人類、皆障がい者なんやで」

おはようございます。暑さは一段落したようだけど、まだまだ湿度は高いから暑いことには変わりがない。
今夏はエアコンFULL解禁したし…

さて、今回はシリーズ連載「毒オトナの条件」の第18回。
この間父親に言われた言葉について綴る。

「人類、皆障がい者なんやで」

この間、父親にこんなことを言われた。

「人類、皆『障がい者』なんやからな」

最初、一瞬何を言っているのかわからなかったが、要はこういうことらしい。

「お前、障がい者障がい者とか言うてるけど、誰だって持っている『個性』みたいなもんやからこれを理由に弱音を吐いたり、いじけたらあかんねんで」

「障がいは個性」に触発されたか

この間、NHKハートネットTV「パラマニア」で、あるパラリンピアン(選手)が、

「自分は『障がい者』だと思っていない。一部の個性だと思っている」

と発言していた。

父親はこれに触発されたか。

しかし、「自分がそう思うこと」と「お前もこうあれ」と押し付けることは違う

しかしおかしい話だ。
パラリンピアンの場合は「自分自身をそう思っている」ということであり、父親は「だったらお前もこうあるべきだ」と押し付けているのである。

以前綴った「NHK発達障害特集で『伝説のクリーチャー』を持ち上げること」の弊害の類型だな。

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 「伝説のクリーチャーがこう言うてるんやから、お前もこういう生き方ができるはずや」と父親は言うてるわけだ。

世の中にはね、何をやっても(やらせても)うまくいかない*1人たちが多数存在する。
私自身もそうだ。
そして、そういう人たちは発達障害学習障害など、なんらかの「障がい」を抱えているケースも多い。

そういう人たちに対して「『障がい』なんて個性だから」と他人が説教することは何の励ましにもならないどころか当人をただただ傷つけるだけでしかないことは肝に銘じておくべきではないかと思う。

それではまた。

*1:あくまで「主流秩序」の概念の中での話である。

今度の「24時間テレビ」おちょくり企画は「あれ」がテーマ。今回はこのことについて少々綴る。

こんばんは。¡Buenas noches!

さて、来週の今頃は日本テレビでは「24時間テレビ」のフィナーレですね…
うちの恋人は「嵐」が好きなのでめっちゃ楽しみにしているわ…

もちろん、私自身はこんなのくそくらえ、「バリバラ」のおちょくり企画のほうを楽しみにしているので…

さて、今回のおちょくり企画の内容が明らかになっている。

【生放送 午前0:00~2:24*1 】2.4時間テレビ 愛の不自由、

これまでバリバラが伝えてきた中で多かったテーマが恋愛やセックス。感染症リスクで“チューするのも命がけ”、事故で足が開かなくなり“23年セックスレス”、自分が“性の対象として見られていない”寂しさ・・・。その愛の形はいま多くの人が直面している課題にもヒントを投げかけてきた。そこで、多様性の時代2020年を前にした夏の終わりの深夜、アーカイブ映像を軸に生放送で本音トークを展開!愛はワタシを救う?

 そう、「セックス」がテーマなのよね…

今回は私も「セックス」について思うことを綴ろうと思う。
というわけで、結構性的な表現も含むため記事を折りたたむ。

*1:引用者注、24日土曜日の深夜、ETV特集のあとです。

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毒オトナの条件・第17回「最近の毒オトナの生態三題」

おはようございます。¡Buenos dias!

前回最後に綴った「バリバラの放送時間が変わって『24時間テレビ』の裏におちょくる企画をぶつけられなくなったのではないか」という話。

どうやらそれは杞憂だったようだ。

8月25日(日)
【生放送】2.4時間テレビ 愛はボクを救うの?

 2.4時間テレビですかあ。

まだ具体的な情報が明らかになっていないからわからないが、バリバラとしては長時間の特別企画としてやるということかなあ。

しかし半ば「風物詩」チックにこういう企画を続けるよりも私はいい加減に大晦日の「紅白歌合戦とかいう八百長番宣歌謡ショー」の裏でおちょくる企画をしてほしいよ。sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 さて今回も「毒オトナ」について綴るとしよう。

最近の毒オトナの生態三題

さて、ここ最近また毒オトナが勢いづいている。
以前「たとえ毒オトナだらけになろうとも…」と綴ったが、こういう事態を見ているとどうしても怖気ついてしまう…「黄色」ではなく「赤」であろうと思ってもね…

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 「はたらくくるま」

この間、「はたらくくるま」をテーマにした幼児向けの本において、どう考えてもテーマに似つかわしくない「軍用車両」「軍用航空機」が掲載されていたことに対し、「これはちょっと問題ではないか」と女性団体「新日本婦人の会」が出版社に要望を出した。

すると、同団体本部および地方組織の公式ツイッターアカウントに対して毒オトナたちが多数の「クソリプ」を投稿。
まるで同団体に親でも殺されたかのように。

同団体が声明を発表しているので参考リンク

おそらく、

  • 大好きな兵器・軍用品をないがしろにされた。*1
  • 要望を出したのが「女性」の団体、それも「共産党」と近しい団体

ということで毒オトナたちは欣喜雀躍(きんきじゃくやく)していると思われる。

しかしおかしい話だ。
同団体は「幼児向け書籍」について要望を出しているというのに、それをまるで「すべての書籍に軍用品のことを載せるな」といっているかのようにとらえ、クソリプを貼り付ける。
別に「コンバットマガジン」「アームズマガジン」などに対して言うたわけでもないのに。
毒オトナたちの「趣味嗜好」をないがしろにされたのがそんなに屈辱なのか。

#KuToo

この前の「しんぶん赤旗日曜版(7月28日号)」に、「#KuToo署名運動」についての記事があった。

 

女優などとして活動している「石川優実」氏が、自身のバイト先で「女性の靴はヒールかパンプスのみ」とされたことに対し、「女性だけが靴を指定されるのはおかしい」と異議申し立て、「#KuToo*2」と称してネット署名活動を実施した。*3

女性問題としてあまり注目されなかった「靴・履物」について問うたことは大きな注目・共感を受けた。

一方で、活動や石川氏本人に対し、毒オトナたちもわんさと押し寄せた。
過去に「セックスアピールアイドル(グラビアモデル)」として活動していたことに対し「さんざん女を武器にしてきたくせに」。
また「ヒールやパンプスが好きな人のことも考えろ」とかいうのもあった。別に「ヒールやパンプスを社会から抹殺しろ」とか言うていないのに…

まあ、社会的慣習に対して「異議を唱えた」ことが許せないんだろうな。
うちの父親がよく言うセリフだが、
「不満を持ったらあかんのや!」
というやつ。

ちなみに石川氏は、「一番声を上げてほしい職種=セックスアピールアイドル」として「声を上げられた」方でもある。

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wezz-y.com

そしてあいちトリエンナーレ

そして今月から開始された「あいちトリエンナーレ」。

この会場で展示された一部の作品が「日本人の心を傷つけている」といわれ、実際に撤去されてしまった。

大阪府内で自治体首長をしている「維新を名乗る浪速のトランピズム政党」最高幹部も撤去を推奨するコメント・ツイートを発していた。
むろん、毒オトナたちが欣喜雀躍したことはいうまでもない。

こちらに、問題についての詳しい論評が綴られている。

wan.or.jp

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これら3つの問題でわかったことがある。

毒オトナたちは「表現の自由」をよく求めてくるのだが、その「自由」は、

  • アニメ・漫画などの性的表現の自由など、「女性を性的に消費する」ための自由
  • ゲームソフトにおける暴力・残虐表現や、兵器・軍用品をかっこよく取り上げてもらうなど「戦争・暴力をかっこよく表現する」自由
  • そして他人種・他民族や、「下(マイノリティ)」とされる人間を馬鹿にする自由

でしかないのだと。

そして、

  • 「下(マイノリティ)」とされる人間が、社会的問題に声を上げる、異議を唱えることは絶対に許さない。こいつらに「表現の自由」はない!

とお考えでもあると。

一時期親しくしてしまった「HIKIKOMORIは認知症と同じ」などと暴言を吐いていた方も大体こんな考えだったんだろうな。

それではまた。

 

*1:なにせこれらを美少女に擬人化した日本式PtWゲーム(いわゆるソーシャルゲーム)が受けてるからね…

*2:「靴」「苦痛」そして「#MeToo」のトリプルミーニング。

*3:むろん、私も署名した。

毒オトナの条件・第16回「映画『スタンド・アップ』評~これは『毒オトナの見本市』として見るべき」

おはようございます。¡Buenos dias!

それにしてもここ大阪は連日37~38℃前後の暑さ。
それも大阪だけではなく全国各地がこんな調子。
今年は落ち着いた暑さになると予想されていたんだけどなあ…

さて、私の友人の一人は、私によく映画のDVDを貸してくださる。
その作品はいわゆる「社会派」といわれるジャンルのものが多い。
この間は韓国映画「タクシー運転手」のそれを貸してくださった。

さて、今回綴るのはその方がだいぶ前に私に貸してくださった映画DVDの話。
以前から記事にしよう記事にしようと思っていたがなかなか文章や構成が練り切れずだいぶ時間がかかってしまった。

なお、多分に映画作品のネタバレが含まれるため、記事を折りたたむ。

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ブログタイトルを変更しました。

こんばんは。ここ大阪は連日猛暑日ですわ…

さて、明日からは8月。今年も残すところあと153日。

これを機に、本ブログタイトルを
「豚猫大好きぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所」
に変更することにした。

理由は、やはり「弱者」という言い方はなんだか「見下している」感があると思ったから。
そして「弱者に対して『救済』してやる」という態度に結びついてしまうから。

 以前にも綴ったが、「救済」「支援」という態度は半ば「見下す=マウンティング」につながるものだ。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jpそういう態度から本ブログは距離を取りたいと思った。

というわけで、「社会的マイノリティ研究所」、今後とも宜しくお願いします。

 

毒オトナの条件・第15回「ステレオタイプ三種の神器」

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は「毒オトナの条件」の第15回。

毒オトナが「ステレオタイプ」に用いる三種の神器について綴る。

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攻撃対象を誹謗中傷する際に必ず持ち出してくる「ステレオタイプ」の中でも最も多く用いられる三種類の「神器」があるのだ。

朝日新聞

かつて「本多勝一」という名物記者(ジャーナリスト)が所属しており、

  • 社会的弱者や少数民族の人権について問うた「殺される側の論理」
  • 日中戦争から第二次世界大戦においての「わが国ニッポンの戦争責任」について問うた「中国の旅」

など、毒オトナから見れば、
反日極左
というべき内容のルポや著書*1を出していることから、いつしか朝日新聞自体も
反日極左の新聞社」
という「ステレオタイプ」が作られるようになった。

昨年末、MBSでこんな番組が放送された。

www.mbs.jpこの番組の中で、政権与党所属議員「杉田水脈」氏が雑誌「新潮45」にて「LGBTに生産性はあるのか」と綴ったのが大問題になり、同誌が休刊になるエピソードがあるが、それを朝日新聞が問題を煽ったから休刊になった」などと「アジる」雑誌が登場、その雑誌の編集長にインタビューをする。

その時の証言を文字に起こす。この雑誌はことあるごとに「朝日新聞」を叩く作風であることを紹介した後の一言。

朝日、とつけたほうが、同じ新聞よりも、まあ、読者に対するアピール度は強いでしょうね。

また、番組取材班が「ファクトチェック」をおこない、「杉田水脈氏の『生産性』発言」を問題視する記事を最初に配信したのは「毎日新聞」であることを明らかにし、その事実を話すと…

ああそうなんだよね…
でも、毎日新聞は…「弱い」ですよね。部数も圧倒的に少ないし。
(だから、最初に問題視したのは朝日ではなく毎日だと…)
まあ、そうかもな…(笑)
でも、「毎日」じゃあ売れない。
毎日新聞では売れない。朝日新聞じゃなきゃあ。

 明らかに「ステレオタイプ」として「朝日新聞」を利用していることがわかると思う。

日教組日本教職員組合

これも毒オトナがよく用いる「ステレオタイプ」としてよく持ち出される団体。

など、これまた
反日極左の団体」
というステレオタイプが作られてしまった団体である。

4年前に当の内閣総理大臣
日教組日教組!」
というヤジを飛ばしたことは記憶に新しいと思う。

www.youtube.com

民主党

これも、「毒オトナのステレオタイプ」としてたくさん用いられる団体(政党)。

現在は主に政権与党、そしてそのシンパが野党を揶揄するために「ステレオタイプ」として利用している。

たとえばこちらの動画。26分48秒から内閣総理大臣が「民主党」というフレーズを持ち出す。そして「小池晃」氏に「私は民主党じゃないですから」と返される。

www.youtube.com

しかし、「民主党」もほんまに「朝日新聞」「日教組」みたいな使われかたされるようになったなあ…

これらのフレーズ使って「下」を叩けば毒オトナからの共感が得られるんだよね…
嘆かわしい限り。

それでは。

*1:ちなみに今回の参院選で「NHKから国民を守る党」が初めて議席獲得をして話題になったが、この団体の源流も本多勝一氏の著書「NHK受信料拒否の論理」にあると言われている。

*2:学校にも週休二日制を導入するなど。のちに「分数の計算すらできない大学生」などを持ち出して非難囂々を浴びる。

*3:これはスーパーコンピュータの開発事業の目的が漠然と「世界一をとること」でしかないことに対して詰問した、というのが真相。こちらのブログで詳しく解説している