ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた(35)Hさんの「汚部屋」

こんばんは。¡Buenas noches!

さて、今回も「グループホームに住んでみた」。

Tさんの代わりに、Hさんの隣に住むことになった私。

そのHさんについては、何回か綴っているが、以前綴った「汚部屋」のことについてもう少し詳しく綴りたい。

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Hさんの汚部屋

さて、この前の記事で、「汚部屋にはポータブルトイレがある」ということを綴った。

排泄のコントロールもほとんどできない状態なのだろう。

実際、最近でもOBUTSUのついた衣服をそのまま洗濯機に入れ、特別な洗浄を要したことがあった。

これ、何とかしたほうがいいんじゃないかと私は思う…

汚部屋に燦然と輝く美少女フィギュア

さて、そんなOBUTSUの悪臭漂う「汚部屋」の中には、美少女キャラクターのフィギュアがいくつもあった。

実際、話を聞いてみると、Hさんは現在の病気になる前は「絵師」を目指していたんだとか。

実際、アニメや漫画制作の専門学校にも通っていた。

しかし現在はこのようにほとんど「HIKIKOMORI」、そして「汚部屋」住まい…

なんとなく、あの人を思い出した…

諸星ノア(a.k.a.ドン・ホフマン68)に似ている…

あの人だ…

諸星ノア、あるいは「ドン・ホフマン68*1」。

 

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美少女フィギュア蒐集しゅうしゅうも、諸星ノア氏の「小中学生アイドル、そして性行為・性的虐待ビデオの女優への追っかけ」と同様、女性という存在へのあこがれ、あるいは「ミソジニーの発露」なのだろうか。
「汚部屋」に入れられて美少女たちもかわいそうだろうに…

さて、これからはHさんと距離の近い位置で過ごさねばならない。
いまさら実家に帰るわけにもいかないし…

そんじゃまた。

*1:「pixiv(ピクシブ)」でのハンドルネーム。「ドン・ホフマン」はおそらく「太陽系戦隊ガルダン」の主人公キャラからとったのだろう。

グループホームに住んでみた(34)やっぱり今のままいることにしました

こんにちは。¡Hola amigos!

今回も「グループホームに住んでみた」。前回「退室するかもしれない」と綴ってからのことを綴る。

やっぱり今のまま、部屋を移ることにしました

さて、突然「Tさんと部屋を代わってよ」といわれ、同居メンバーへの苛立ちもあり、別のグループホーム、あるいは新居に移り住むことを考えた。

前回の件を精神保健ボランティア団体のケースワーカーに話し、別のグループホームを紹介してもらうことにした。

そこのグループホームは「大東建託」風で、かなりプライバシーが保たれているような気がした。
食事作りや掃除も、世話人さんがみんなやってくれるということだった。

また、Wi-fi無線LAN)も完備されているという話だった。

しかし、当然ながら家賃も高い…

さて、プライバシーも保たれ、Wi-fi完備となると、家賃が気になる…

で、グループホームの施設代表からの話だと…

  • 家賃は実質2万8千円
  • それとは別に光熱費1万2千円、生活用品費7千円かかる
  • また食費も朝昼晩それぞれ発生し、額は一食「500円」。

困った…

仮に朝昼晩食事を作ってもらうと1日当たり1500円かかる。

1500×30日=4万5千円…

4万7千+4万5千=9万2千円…

これでは貯金もできない。

食事はみんなで。大画面テレビも…

で、食事であるが、大広間で、かつ大人数で食べる。

大広間の中には大画面テレビがある。

私はテレビが、ひな壇バラエティや「毒オトナ」系の評論家が駄弁るバラエティが大嫌いなのだが、入居者たちは面白がって見ていた。

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ここはあかん、私の一番嫌いな光景だ…

とどめの一言「発達障害って突出した才能をお持ちなんでしょ?」

そして、新しいグループホームをあきらめた「とどめの一言」が、代表による施設案内のときに私の身の上話をしたときの、

発達障害って突出した才能をお持ちなんでしょ?」

と話されたことだった。

本人は悪気はなかったんだろう。
「ソレッテ『ステレオタイプ』ダトオモイマスヨ…」と言い返すのが精いっぱいだった。

参考過去記事

 

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「ああ、こりゃ自分のことを理解してくれないな…」

そう思って、私はここに移ることをあきらめた。

次回に続く。

グループホームに住んでみた(33)突然ですが…

こんばんは。¡Buenas noches!

今回はグループホームに住んでみた・第33回。

突然ですが、お知らせです。

 

近々、退室することになるかも

突然のことだが、近々退室する可能性が大きくなった。

原因はTさんとHさんのことだ。

Hさんの深夜徘徊にTさん激怒

以前の本シリーズにおいて、Hさんは困りものだということを綴った。

 

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そんな中、Tさんは「Hさんの深夜徘徊」によって極度の睡眠不足に陥っていた。

Tさんは毎日のように激怒しながらHさんの文句を言っていた。

で、今日、運営会社の担当者が私に言ってきた。

「Tさんと部屋代わってよ」

↑そう提案されたのだ。

突然のことだから困った。

Tさんは私の部屋でないと駄目らしいのだ。*1

ただでさえ業務内容が変わってストレスが溜まっているのにここでもストレスが溜まるのはほんとうにたまったものではない。

まあ、入居者さんたちも元々ストレスフルだけど…
Aさんの妄想癖とかね…

まだ時間はあるだろうが、近々退出することになるだろう。

次回に続く。

*1:つまり、アパートの2階。ここなら深夜徘徊のドア開閉音や足音などがほとんど気にならなくなる。

グループホームに住んでみた(32)ごみ出しで参考になる文献

こんにちは。¡Hola amigos!

なんかね、仕事が変わってから疲れやすくなった。

今日も朝はほとんど寝ていたわ…

さて、今回はグループホームに住んでみた・第32回であるが、今回は簡単に書籍の紹介を。

以前、本連載でなんどか「ごみ」について綴っている。

 

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最近、面白い書籍のことを知ったので紹介したい。

「ゴミ清掃員の日常」。

kc.kodansha.co.jp

清掃員との「二足の草鞋わらじを履いて」いる、「マシンガンズ滝沢秀一」氏と漫画を担当された妻との共著。

この方のことを知ったのはNHK「シブ5時」で、同氏の「新型コロナウイルス問題におけるごみの出し方」を綴ったツイートが話題になっていると放送されたこと。

いわく、

  • 感染者が飲み終わったペットボトルは「可燃ごみ」として出してほしい*1
  • ごみ袋は「パンパン」に詰めて出さないでほしい。
    回収作業中に破裂し、中身が飛び出してしまうから。*2
  • などなど…

で、著書があることも知ったので、今回電子書籍で本書を購入した。

実に面白く読ませてもらったよ。

本書の中で「清掃員の仕事をしてから、『ごみ出し』について深く考えるようになった」というシーンがあるが、いやあ、清掃員でなくても本書を読んだら深く考えざるを得ないと思う。

まさに「後工程はお客様、清掃員もお客様」だわ。

 

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次回に続く。

*1:清掃工場などで仕分ける必要があるため、飲み口などに触れて感染する恐れがある。なおペットボトルの仕分け作業がどんなものであるかも本書で解説されている。

*2:しかし、滝沢氏の働いているところもそうだとは思うが、1リットルあたり1円が相場の「指定のごみ袋」は経費がバカにならないからなあ…パンパンに出したくなるんだよね…

【私事】職場での業務内容が変更になりました。

おはようございます。¡Buenos dias!

今週から、職場での業務内容が大幅に変更されることになった。

今までの業務内容はこちら。

 

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「商品サンプル」に関する仕事が、今春新設された専門部署の担当になり、私は業務から外された。

かわりに、工場内のモーターなど駆動部分を巡回点検する作業に入ることになった。

清掃や雑務などは変わらない。

ただなあ、狭い足場や階段を伝って高い場所にあるものまで点検しないといけないからなあ…安全第一。

今回はこれまで。

特殊詐欺に引っかかりそうになりました…(追記あり)

おはようございます。¡Buenos dias!

先日、「特殊詐欺」に引っかかりそうになった…

そのことを今回は綴りたい。

 

「運送会社」からショートメッセージが…

先週のある日、大手運送会社「S急便」を名乗るところから携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)に「お荷物をお届けに伺いましたが不在でした。ご連絡ください。」という内容のメッセージが届いていた。

そこに貼り付けられていた「bit.ly」URLが何か怪しいなあと思いつつも、リンク先は当のS急便のそれだったので信憑性は高いと思った。

私はすぐさま返信をした。

しかし、待てども待てども先からの返信はなかった。

恋人がよく「S急便」でお土産などを送ってくださる…

普通の人なら、しょっぱなからこのメッセージは怪しいと思うだろう。

しかし、私の場合は「S急便」に思い当たる節があった。

それは、恋人がよく行楽先で買ってきたお土産などをS急便で私宛に送ってくださったことだ。

それで、今回も恋人が何かを送ってくださって来たのかなあと思い、返信をしてしまったのだ。

S急便最寄りの支店「うちはSMSでの不在通知は実施していません」

で、先からの返信が無かったので、私はS急便の最寄りの支店に問い合わせをした。

「スミマセンオ忙シイトコロ失礼イタシマス。サキホドSMSデS急便ノカタカラ不在通知ヲウケマシタ。シバラク自宅待機ノ予定デスノデ是非オ荷物ヲ届ケテクダサルトアリガタイデス」

電話の先のS急便担当者はすぐさまに返答した。

「あの、弊社ではSMSを使った不在通知というのは実施しておりません。かならず不在通知カードを端末で発行し、ポストなどに入れるようにしております。おそらくそれは弊社を騙る偽物でしょう」

私は血の気が引いてしまった。

返信してしまったので携帯電話番号が知られてしまった…

すぐさま着信拒否設定をした。

その後、セキュリティアプリから「bit.ly」URLのサイトが「危険なサイト」として感知したという通知が来た。おそらくあれも「フィッシングサイト」だったのだろう。

「思い当たる節」を持っていると、特殊詐欺に簡単に引っかかる

以前、私の父親が「特殊詐欺なんて引っかかるやつが悪い。俺はああいうのには絶対に引っかからへんねんぞ」と自信満々に言っていたことを綴った。

 

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しかし、今回で身に染みたのだが、なんらかの「思い当たる節」を持っていると、いくら警戒しても特殊詐欺に簡単に引っかかってしまう。
私の場合は「恋人がお土産を送ってくれていた」ことだった。

実際、プロバイダーのメールにも「Amazonプライム」だとか「楽天市場」だとかを名乗り「あなたのアカウントが凍結されています」などというスパムメールフィッシングメールが来るが、これには引っかかることはない。
これらのサービスを利用したことがないのだから。

しかし、思い当たる節が多少でもあると、もう途端に引っかかる危険性が急増する。

いきなり息子を名乗る人が「俺だよ…」と「電話口で」話されると信憑性が増してしまうのもそういうこと。「ガッテン*1」でもやっていたよ。

www9.nhk.or.jp

特殊詐欺、ようやくひとごとではないと思いました…

そんじゃまた。

追伸
別の運送会社「Y運輸」では実際に「LINE」を使った不在通知サービスをやっているんだよなあ…
今回の話を友人にしたとき、うちの友人はこれも詐欺アカウントではないかと疑っていたのだが…

www.kuronekoyamato.co.jp

さらに、NTT西日本の「チエネッタ」ではまさに私が引っ掛かりそうになりかけたケースが紹介されていた。

flets-w.com

グループホームに住んでみた(31)HさんのOBUTSU

おはようございます。¡Buenos dias!

全然更新していなかった(汗)

今回はグループホームに住んでみた・第31回。

 

HさんのOBUTSU

入居者の一人、HさんはいつもOBUTSUの臭いを体に纏わせている。

食堂などの共同スペースに行くと度々OBUTSUの臭いが漂っていることがある。

「汚部屋」とポータブルトイレ

以前、Hさんの部屋を訪問したときは驚愕だった。

まさに「汚部屋」というべきそれであった。

さらに、部屋の中にはポータブルトイレ。

多分共用トイレにすら行けないほど消化器疾患でもあるのだろうか。

自分でお尻を拭くこともできない

さらに、世話人さんの話を聞いて驚いたのは、

「Hさんは排便後、自分でお尻を拭くこともできない」

ということだった。

ゆえに下着は汚れっぱなし、さらにはズボンや靴にまでOBUTSUがくっついていることすらある。

特別な介護が必要なのではないか

Hさんのことについて私はとやかくいうことはできない。

「生活能力が著しく欠けるこの人を追い出してほしい」と思うのではあるが…

ただ一つ、Hさんには特別な介護が必要なのではないか。

私はそんな風に思うのである。

次回に続く。