ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた(49)やはり「住民票を移さずに別のところに入居」はいろいろと不便

こんにちは。¡Hola amigos!

今週、ようやく実家に戻ることができた。

やはり「ギガ数(通信容量)」を気にせずインターネットの各種サービスが使えるのは快適だ。

今回から「グループホームに住んでみた」は番外編という形で数回ほど綴ろうと思う。

さきほど、某証券会社に行ってきた。

以前に綴った「転送不可(簡易書留)の郵便物があり、それで手続きをすることが必要」とされ口座が作れなかったことについて、改めて申し込み手続きをしてきた。

 

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さて、「住民票を移さずに別のところに入居」にともなう不便は口座作成だけではない。

「マガジン9」、「雨宮処凛」氏のコラム「雨宮処凛がゆく!」の最新回にこの一文があった。

maga9.jp

(前略)

 その翌年、公設の派遣村が開催された。民主党政権だったため、年末年始、オリンピックセンターがホームレス状態の人に提供されたのだ。この時、私は公設派遣村に入った女性たち数人と会っているのだが、彼女たちに共通していたのは、「失業」以前に様々な問題を抱えていたことだ。例えば夫のDVから逃げてきたが、住民票を移動できないので仕事ができない、親の虐待から逃れるために家出したが、路上生活となってしまった――等々。また、精神疾患やなんらかの障害がある人もおり、専門的な支援が必要な人が多かったと記憶している。

 

(太字強調は引用者)

住民票を移動できないままでシェルターやグループホームに移っても、住所の証明ができないので仕事もできないわけだ。

私が利用したグループホームも、「家出」の延長上でしかなかった。

だから簡易書留などにおいていろいろ不便・不都合が発生する。

せめてなあ、住民票も個人単位で気軽に移せるようにしてほしいなあ…
続柄などで親や夫と結び付けられるからなあ…

そんじゃまた。

グループホームに住んでみた(48)私の同居人たちに対する「まなざし」は、父親の私に対する「まなざし」だった

こんばんは。¡Buenas noches!

シリーズ連載「グループホームに住んでみた」も、もう終わりになると思う。

家財もあとは布団とその他小物を持っていって終わりだ。

私の同居人たちに対する「まなざし」は、父親の私に対する「まなざし」だった

さて、この間の本シリーズ連載で、私はこう綴った。

父親から引き継いでしまったのか、自分から見て「おかしいことをしている」「できて当たり前のことができていない」と感じると、「オ前一体ナニヲヤッテンネン!」などとなじってしまう。

グループホームに住んでみた(43)グループホーム利用の「資質」 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

 父親の私に対する態度もまた、私が他の同居人たちに対して取っていた態度と同じだということを今回のグループホーム生活で思い知らされた。

  • ひとりごとを漏らす
  • 意味もなくぼーっとしている
  • 意味もなく周りをうろうろしている
  • etc…

と、父親から見て「不可解」なことをしていると思ったらいつも

  • 恥ずかしいことすんなや!
  • 常識というものを考えろ!
  • お前の態度を見て、周りはどない思っているのか考えたことあんのか!?

と雷を落とされた。

どれも本人のことを思って言っているのではなく、言った側の「都合」で言っているのだとわかる。

話が通じない=常識が通じない

また、本シリーズ連載ではこうも綴っている。

「話が通じない」

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これも、父親が私に対して常々感じていたことなのだろう。

「話が通じない」から、家庭内暴力も起こる。

父親が常識を押し付けるのだから、やはりこちらは反発せざるを得ない。

しかし、グループホームでは私が「父親」と化していた。

なにか「変な」ことが起きるたび、「ナンデオ前ラハコウナンダ!」と叫ばずにはいられなかった。

これは元をたどれば、

  • 父親は私のことを「見下し」
  • 私はほかの同居人たちを「見下し」ていた

ことにほかならない。

ふたたび、父親に見下される日々に戻る

さて、実家に戻ることとなり、ふたたび私は父親に見下される日々に戻る。

実際、家財を運ぶときも、

「なんでお前はこんな変なもの買ってんねん!」

などといちいち叱責された。

とりあえず、本グループ連載はこれでおしまいになると思う。

あと、思い出したことを番外編として綴ると思う。

それではまた。

グループホームに住んでみた(47)Aさんに「働カントアカンデ!」と面と向かって言われる

こんにちは。¡Hola amigos!

本シリーズ連載「グループホームに住んでみた」もいよいよ終わりが近づいてきた。

現在は少しずつ家財を実家に運んでいる最中である。

なお、府営住宅の抽選は今回も落ちた。

 

Aさんに「働カントアカンデ!」と面と向かって言われる

以前の本シリーズ連載で、「うつ症状」で休職中の私を「ひとりごと」の形でAさんが揶揄しているらしいことを綴った。

 

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で、今朝、そのAさんが直接私に言ってきた。

「アンタサア、仕事ハドナイシテンノ…ッテ、アア、今ハ休ンデイルンダッケカ?」

「言ウトクケドナア、人間ハ働カナイトアカンノヤデ。オ金稼ガナイトアカンノヤロ?」

「余計なお世話だ。きちんと休職の手続きはしているし、そもそも心を病んだのはグループホームでの生活からだ」と言おうと思ったが、やめた。

もう、そろそろ退所するし。

Aさんの悪い癖

もう一つ反論しても無駄だと思ったこと。

それはこちらが話そう、反論しようとするとAさんが、

「アア、ワカッテマス!ワカッテイルカラソレ以上言ワントイテクレル!?」

といつも話を遮ってくること。

一方でAさんにとって気に入らないことがあると「ブチギレ」て相手をどやしつけるんだよなあ…

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「主流秩序」に順応していたら、立派な「毒オトナ」になっていただろうな。
うちの父親みたいに。

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 本当に、困ったちゃんのAさんでした。

次回に続く。

グループホームに住んでみた(46)Hさんの「病気」

こんにちは。¡Hola amigos!

今回もシリーズ連載「グループホームに住んでみた」。

最近、Hさんのことで判明した事実を綴る。

 

Hさんの「病気」

以前から、Hさんはよく「吐瀉としゃ」することを綴った。

 

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 この原因について、ようやく判明した。

クローン病

彼、「クローン病」ということだった。

www.jsps.or.jp

これが本当だとすると、特に食事において相当な「ケア」が必要なはずだ。

時には口から食事をとることをやめ、「胃ろう」からの栄養補給が必要となるほどの難病だ。

しかし、その割にはきちんとケアしているようには見えないんだよなあ…

「他の人と違う食事だとかわいそうだから」という理由で。

まあ、Hさん自身煙草をくゆらせたり、自分の体を大事にしようという気がないからね。

こちらから何も言えない。

次回に続く。

グループホームに住んでみた(45)最近の出来事二題

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は「グループホームに住んでみた」を綴る。

来週あたりにはもう現在のグループホームを去る予定だが、ここ最近に起こったことを綴りたい。

 

最近の出来事二題

グループホームは「事業ごみ」?

最近、部屋を引き払う為の準備をしていて、その際に不燃ごみを処分しなければならないと気付いた。

(粗大ごみではない)不燃ごみは、現在の自治体では「有料の専用袋*1に入れて、自治体の環境課に電話して取りに来てもらう」のだが、ぜひこれをしてもらおうと電話をしたら、

グループホームは『事業所から発生した不燃ごみ』ということになります。うちは家庭から排出された不燃ごみしか回収していないんですよ。すみませんが事業者と同様に処理施設まで持ち込むことになります。もちろん専用の料金を支払う必要もあります。」

つまり、グループホームは「宿泊施設」のようなものだから、入居者=宿泊客の出したごみも「事業ごみ」ということになるらしい。

ということで、別途400円支払って不燃ごみを処分することになった…

こういう「行政サービスの融通の利かなさ」があるから、あの「大阪都構想(笑)」が「融通の利かない行政サービスの解消につながるんだ」と一定程度の説得力を持ってしまうんだよなあ…

最低賃金法違反疑惑

世話人さんたちの「やる気のなさ」についてもいくつか綴った。

食事を作ることと簡単な掃除くらいしかしないにもかかわらずストレスが溜まってしまっているゆえに「やる気が出ない」のだろう。

それを私に愚痴ったりすることも度々あった。

その中で聞いた話であるが、

「時給が960円」

ということ。

これって、「最低賃金法違反」だろう…

現在の大阪の最低賃金は「964円」ということになっている。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

むろん、これを下回る賃金というのは「法律違反」ということになるはずなのだが…

一人に聞いたところ、「1円単位は切り捨てるのよ、この会社」ということだった。

いや、それだったら切り上げるのが普通だろう。

実際私の時給は970円である。

なんか、この会社、怪しい…

次回は明日綴ります。Hさんのことについての真相を綴る予定。

*1:かなり高く、20リットル分1枚で250円前後。

毒オトナの条件(52)こちらの言ったことを大袈裟にした上で逆切れ・否定

こんばんは。¡Buenas noches!

今回も毒オトナの条件を綴る。

こちらの言ったことを大袈裟にして逆切れ・否定

先月下旬、「共産党」所属の国会議員氏がこんなツイートをした。

 同党の別の国会議員氏が「PCR検査の拡大」を求めたのに対し、担当大臣氏が、

「全国民1億2千万人を検査しろというのか」

とわざわざ大袈裟にしたうえで否定したという話。

当人のツイートにもあるように「そんなことは誰も指摘していない」のになぜこんなことを言うんだろう。

うちの父親を思い出した

このツイートを振り返ってみて、私は父親を思い出す。

父親とは昔よく口論し、時には「署」に連れていかれたりしたことは以前綴った。

話が平行線なので、私は、

「今ハモウ話サナイデホシイ」

というのだが、父親は、

「ああそうかい!だったらお前とは『金輪際』話も何もしないからな!困ったことがあっても泣きつくなよ!」

といつも言うてたんだよなあ。

いや、「今は」話さないでほしいと言うてるのに、なぜ「金輪際」となるんだろう。それがわからない。

しかしこれって「命名」されているんかなあ。「ご飯論法」みたいに何か「ネーミング」できたらいいんだけど。

とりあえず「1億2千万人検査論法」というか。

そんじゃまた。

毒オトナの条件(51)「ニュースの深層」番組は「ニュースの表層」しか流さない

おはようございます。¡Buenos dias!

今回は毒オトナの条件を綴る。

NHK、民放各局で放送されない日はないと言っていい「ニュースの深層を伝える」系の番組について綴る。

ニュースの深層」番組は「ニュースの表層」しか流さない

本当に、この手の番組が多くなった。

昔はワイドショー番組と言われていたが、最近は朝の枠、昼~夕方にかけての枠でこの手の番組が放送されている。

なんかが代表か。

また夜には「池上彰」氏が各チャンネルで「解説」する番組も放送される。

またNHKでも、民放各番組の枠では放送していないが、「世界のいま」など似たようなコンセプトの番組を放送している。*1

ちなみに、これら番組の源流は大阪・朝日放送テレビの老舗番組「おはよう朝日です」だと思う。

芸能人、評論家が駄弁るだけ

で、実際やっていることはといえば、

単に「芸能人、そして評論家が駄弁っているだけ」

だったりする。

いわゆる「ひな壇トークバラエティ」のニュース版、というわけ。

そして、彼ら彼女らが話している内容も、せいぜい各ニュースの大まかな解説と、それに対する感想を述べることでしかない。

要は「ニュースの表層、上っ面」だけを語っているに過ぎない。

最近、現政権与党の内閣総理大臣が辞意を表明したが、どのニュース番組も政権の「検証」すらせず「総理、お疲れ様」というべき内容に終始していたのがその代表だ。

それでもニュースを「知った気にさせる」には十分

それでも、これら番組はニュースの深層を「知った気にさせる」には十分な役割を果たしている。

それを有効にするための道具がステレオタイプ

先述のNHK「世界のいま」で、「BLACK LIVES MATTER」を語る際に「黒人(アフリカ系)は常に怒ってばかり」という「ステレオタイプ」を丸出しにしたことは記憶に新しいだろう。

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しかし本当にテレビ、地上波テレビは駄目だなあ…

しかし、本当にテレビ、特に地上波テレビは駄目だよなあ…
横並びで同じような番組ばかりやっているし…

昔はNHKスペシャルワーキングプア」など質の高い番組が多かったことから「NHKは除く」としていたが、最近はNHK含めて「テレビは駄目だ」と思うようになった。

何度か綴っているが、最近はNHKも「ETV特集」「ハートネットTV」「バリバラ*2」くらいしか地上波テレビは見なくなったなあ。

次回に続く。

*1:関西ローカルに限ればかつて「もっともっと関西」がこのコンセプトであった。当時大阪放送局所属だった「濱中博久」アナウンサーがかつて全国番組のナレーションなどをしていたときとは打って変わって関西弁丸出しだったのが印象深い。

*2:最近はこの番組も雲行きが怪しくなってきた…断続的に「五体不満足な人」を出演させたりしているし。