ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

昨日のバリバラはやはり面白かった。そしてこの問題もやはり「公認社会的弱者」の問題である。

おはようございます。

皆様、ご覧になりましたか。

 昨日放送されたバリバラ「障がい者と感動」。

sgtyamabuunyan.hatenablog.com

 

面白くて、重いテーマだった。

www6.nhk.or.jp

番組内容については後日アップ、番組終了後の討論も動画にしてアップするそうだ。

この中で、
「感動ポルノ」

という言葉が用いられていた。
「感動の押し売り」とほぼ同義語と思って間違いないと思う。

障がい者だけではない。
オリンピックもそうだな。
「感動をありがとう」「感動をもらいました」というやつ。
「オリンピックで誰それが金メダル獲得した」といっても「ふ~ん、それで?」と思うような人っていっぱいいると思うんだけど。
「それはよかったね」とは思うけど。

あと、「感動ポルノ」の「被写体」は私が普段から言っている「公認された社会的弱者」でなければならない。
「HIKIKOMORI」など、「公認されない社会的弱者」はむしろ「バッシングの対象」にされることが多い。
例えばある「HIKIKOMORI」が社会参加のための努力をしている所を報道したとしても、「そんなの当たり前じゃないの」「なにHIKIKOMORIの分際で不相応の夢なんか見てるんだよ」などと返されるのがおちだ。
最近ではNHKで報道された「相対的貧困」状態の高校生がいる家庭がそうですね。
「相対的貧困状態」の家庭が各所でバッシングされるのも、ひとえにこれが「社会的弱者として公認されていない」からに他ならない。

バリバラには今回の企画は良企画であるといいたい。
そして次は「紅白歌八百長」の裏で*1「バリバラLGBTレインボー歌合戦」を放送してほしい所。
男性陣と女性陣に分かれて「赤勝て白勝て」とか絶叫するだけの番組に嬉々として出演するアーティストがとても醜悪すぎるから。
今年は宇多田ヒカル*2が出演するのがほぼ確実ともいわれているしなあ…
宇多田氏も凡人にすぎなかったか…

それではまた。

*1:大体NHK交響楽団「第九」コンサート終了後かなあ。

*2:現在放送している連続テレビ小説の主題歌を歌っている。彼女は筋金入りの紅白歌八百長嫌いとして知られていた。