ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害⑤学生時代のアルバイト

こんばんは。相変わらず今日の日中は雨が降るといいながら全然降らなかった「降る降る詐欺」にやられた…と思ったら今さっき降り出してきた…
なんやねん、もう…

私と発達障害⑤学生時代のアルバイ

大学生になって、初めてアルバイトをするようになった。

私の在籍していた大学は夜間コースだったので、授業は夕方からのものが多かった。

よって、昼間は家計の足しにしようとアルバイトに挑戦することになったのだが…

今思えば、ここにきてようやく自分は「社会不適応」かもしれないことにうすうす気づき始めていたのかもしれない。

アルバイトではしょっちゅう怒鳴られ、罵られまくった。
その中で印象に残っていることを3つほどピックアップしたい。

「お前、本当にのろまむしだなあ。IQなんぼあんねん、アホなんだろ?」

これは初めてアルバイトした食品加工会社で経営者から言われたこと。
他の人が難なくこなしていることが、自分の場合、数倍の時間がかかっていた。

この言葉を投げつけられた時のことは覚えていない。
後に、殴る蹴るの大げんかをしていたらしいということが職場の担当者から教えられた。
無論、この会社は首になった。

「今仕事中なのが分からないのかこのアホ!!!」

これはある総合スーパーでお中元かお歳暮のアルバイトをしていた時、お客様がかなり多い時間帯で、勤務終了時間になって先に仕事から抜けるので挨拶をしたら売り場に響く声で上司から怒鳴られたときのセリフ。

普段から挨拶はきちんとしようと教育しているのに…
要は「周りの空気を読んで挨拶しろ」ということなのだろう。

「どんくさいお前がなんでレジ打ちの店員やってんねん。俺たちおまえより早く仕事できる自信あるのに失業者やってるんだぞ」

これは別のスーパーでレジ打ちのアルバイトをしていた時にぶっかけられた台詞。

実際、商品のレジ通し作業が愚鈍だったためにこんな言葉を浴びせられた。

私は「いかにも失業者」という風貌の相手にこんな言葉を言ってしまった。
「あなた方の商品は思いっきり乱雑に扱いますのでそのつもりで」

「一つ一つの商品を丁寧に扱え」と教育されていたので、どうしても動作が遅くなってしまっていた。
そこでこの言葉をかけられたので私はカチンときてこの言葉を吐いてしまったのだ。

無論、レジコーナーの担当者から大目玉を食らい、間もなく首になった。

思えば、いずれも自分が発達障害持ちかもしれない、もしかしたら社会に出るのに何か支援が必要なのかもしれないと気付くきっかけになった出来事といえる。

次回は就職活動について綴る。