ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害⑧なんだろう、本当に意欲がわかない

こんばんは。
更新が滞って申し訳ない。
昨日、なんとか友人とタカシマヤに行くことができたが、本当に嫌な天気だった。
天気は本当に雨が降りそうな曇り方だったのだが、雨はせいぜい小雨程度だった。
その後、夜になって雨足が強くなってきたが。

私と発達障害⑧なんだろう、本当に意欲がわかない

ハローワークでの職探しからの帰り道、私は魂が抜けたような異様な感覚を覚えた。

その日から、何をしようにも意欲がわかず、食事ものどを通らなかった。
無理やり食事を口に押し込もうとするとすぐに嘔吐した。

本当にわからない。現在もわからない。

父親はわかってくれなかった

そんな私に対し、父親は世の主流秩序に乗っかった人たち同様に「気の持ちようの問題だ」「お前がしっかりしないから意欲もわかないんだろう」とか励ましの皮をかぶった罵倒を私に浴びせた。

食後の嘔吐についても、「お前がしっかりしないから」で片づけられ、無理やりご飯をねじ込まれた。

ある日、「外に出れば気分も晴れるぞ」と言われたので外に出て歩いてみたものの、こんなもので気分が晴れるのならそもそもこんな「病気かどうかわからないもの」に悩むこともないと思う。

私は職がなかなか見つからない苛立ちもあり、父親と口論をするようになっていった。

そしてついに…

私は親と殴り合いのけんかをし、近所の人に警察を呼ばれてしまった。

フォレスト・ガンプ」風に言えば「署」に連れていかれてしまった。

私がようやく落ち着きを取り戻すと、警察の人は事情聴取の後精神保健福祉センターを紹介してくれた。

しばらくはここに定期的に通えと言われた。

もしかしたら、正体はこれかも

精神保健福祉センターの相談に通うようになってしばらくした時、当時NHKで放送していた「福祉ネットワーク」という番組*1で、「うつ病」のことが放送されていた。

この番組では、うつ病の特徴として、以下のようなことを挙げていた。

  • 仕事や趣味に意欲がわかない
  • それどころか食事をとることもできない
  • 夜、眠ることが全然できない
  • etcetc…

 「まさに、自分の最近の状況ではないのか」
そう思って精神保健福祉センターの担当精神科医に相談すると、「うーん、『うつ病』といえるかどうかはわからないけれど、『抑うつ状態』であることは確かですね」と言われ、抗うつ剤精神安定剤を処方された。

薬が効いたかどうかはわからない。
ただ、自分を襲った「謎の体調不良」の正体がおぼろげながらも解明し、ほんの少しだけど体調も回復したことは確かだった。

次回に続きます。

*1:現在は「ハートネットTV」という番組が放送されている。趣旨はほとんど変わらない。