おはようございます。
昨日はすごい台風が上陸して、雨風がとてもきつかった。
学校と違って仕事場は臨時休業もないからなあ…
私と発達障害⑧ひきこもりサポートキャンペーン
とりあえず、謎の体調不良=うつ状態は回復基調にあった。
しかし、相変わらず仕事の方は見つからない。
見つかったとしても、仕事の速さや濃密さについて行けずやめてしまうことが多かった。
ある仕事では、ある端末機器を取り出され、「あんた、ケータイ持っているんだからこれも使えますよね」と言われたことがある。
しかし、私は当時ケータイを持っていないし、使ったこともなかった。
「あんたはこうだからこれも行けるだろ」先入観に基づくこの言葉が私は嫌いになった。
NHKでひきこもりサポートキャンペーンが始まる
そんな私は、当時社会問題になっていた「ひきこもり*1」なのではないかと感じた。
当時、「ひきこもり」は「不登校」の延長上で、若者の病とされていた。
NHKが、福祉関連番組の枠で、「ひきこもりサポートキャンペーン」を断続的に開催していた。
中心は精神科医の斎藤環氏。
「「ひきこもり」だった僕から」の著者、上山和樹氏や、エンターテインメント小説*2「NHKにようこそ*3」の著者、滝本竜彦氏も出演していたことを記憶している。
しかし、この番組のシリーズに取り上げられる当事者たちと、自分の境遇は少しずれていた。
「ひきこもり」の特徴として、「部屋から出ることも億劫」というのがあったが、私はむしろ外に出る。
仕事探しもしている。
しかし、周りから見た自分は「ひきこもり」そのものに見えるだろう。
なんとも不思議な立ち位置だ。
あの団体の機関誌に出逢う
NHKの「ひきこもりサポートキャンペーン」のほかに、「ひきこもり」のことを伝えるメディアに私は接触している。
それは、「不登校情報センター」という団体が発行している「Hiki-Com'i(ひきコミ)」という機関誌。
精神保健福祉センターの図書コーナーに置いてあったのだ。
当時はまともな出版社から発行されていて、見た目も雑誌らしいものだった。
中身は手記と文通案内が中心。
私はこの雑誌を、精神保健福祉センターに訪れるたびによく読んでいた。
次回に続きます。