ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害⑬ジョブコーチ

こんにちは。10月になっても暑いですねえ。
今の台風が過ぎ去ったら秋めくのかなあ。

私と発達障害⑬ジョブコーチ

私が障害基礎年金を受給するようになって1年近くが経過した2005年ごろ。

当時、あるショッピングセンターが自分の住む地域の近く、臨海埋立地域に進出しようとしていた。

バブル崩壊と「失われた10年*1」による不況で野ざらし状態だった臨海埋立地域にとって久々の福音だった。

そして、私自身への福音でもあった。

ジョブコーチ

ハローワークにもこのショッピングセンターの「オープニングスタッフ募集」の求人情報が掲載されていた。

そして、その中に「障害者向け求人」というカテゴリーもあった。

私は障害者手帳の交付を受けており、障害者としての求職登録もしていた。
早速、障害者向け求人に申し込んだ。

まだ開店していないので、面接はハローワーク内の会議室でおこなわれた。

そこにはショッピングセンターの担当者とともに、「障害者職業センター」の担当者もいた。

ショッピングセンターの担当者からは今回の業務内容などの説明を受けた。
そして「障害者職業センター」の担当者からはこんなことを聞かれた。

「あなたがご希望でしたら、ジョブコーチを派遣してあなたのもとにつけることも可能です。いかがでしょうか。」

「ジョブコーチ」…
NHKの「福祉ネットワーク」などで見たことがある。
当事者のもとに寄り添い、仕事を遂行するためのアドバイスをしたり、職場の担当者にかけあって当事者の代わりに職場で配慮してほしいことを伝えたりする人たちのことだ。

「是非ともお願いします」
私は二つ返事でジョブコーチ派遣を受け入れることにした。

次回に続きます。

*1:現在まで引きずったことから最近では「失われた20年」と言われるようになってしまっている。