ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害⑯ストレス蓄積、そして…

こんばんは。
急に肌寒くなってきたなあ…

私と発達障害⑯ストレス蓄積、そして…

私がショッピングセンターで勤務していた2005年から2006年ごろ。

当時の政権与党は「再チャレンジ政策」と銘打って、就職に失敗した既卒者や、高齢者、障害者、非正規雇用労働者等に対して、様々な支援をおこなう政策の実施を企図していた。

私も、この政策には淡い期待を寄せていた。
特に、資格取得の支援について手厚い支援をしてほしいと思っていた。

無論、社会全体を含む誰かに頼りっきりではいけないと思っている。
しかし、自分の力だけでは限界があるのも事実だ。
資格取得にはある程度の費用が必要だし、また就職活動も交通費をはじめとして様々な出費を強いられる。

しかし、「再チャレンジ」も結局は掛け声だけに終わった。
その顛末は「ドラゴンボール」のワンシーンの台詞を改変する形でまとめられている
数年後、当時の総理大臣は政権に返り咲き、現在まで至るのだが、「再チャレンジがかなったのは結局こいつだけではないか」と揶揄された。*1
現在政権与党が唱えている「一億総活躍プラン」も、「再チャレンジ」の二の舞に終わる可能性大だろう。

ストレス蓄積

職場であるショッピングセンターは広い。
広い職場をひたすら回り、商品補充とごみ片付け、それをひたすら繰り返す。
仕事自体は自分にとっては特に苦になることはなかったが、やはり高齢者スタッフはじめ人間関係の面でものすごいストレスが蓄積されていた。

「周りの人間なんて気にしなければいいじゃない」
多分ほとんどの人はそう思われるかもしれない。
実際私の父親もそう言った。

しかし、何かが気になってしまったらとても頭から離れない。
嫌な印象を感じてしまったらなおさら。

そしてある日…

あれは年末セールの時だった。
出てくるごみの量もすさまじかった。

ごみを集積所にもっていったとき、外部から来たごみ回収業者に「何だこれはどうしてくれるんだ!」と怒鳴られた。

まるで自分が全責任を負わされているような気がした。

頭の中で何かがはじけた。

このときのことははっきり覚えていない。
ただ、泣き叫びながら暴れていたようなことは他の人から教えてもらった。

私は間もなく、ショッピングセンターを退社した。

次回に続きます。

*1:余談だが、私の住む地域の政権与党小選挙区地区支部長のポスターに「(地区支部長の名前)の再チャレンジ!」などと書かれていたものがあって苦笑したおぼえがある。この人も最近の衆議院議員選挙で晴れて当選した…比例代表での復活で。