ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害⑱「大佐」との出会い

こんばんは。

私はもはや民放のゴールデンタイムで横並び的に放送するようになった「ひな壇バラエティ」が大嫌いだ。

ニュースの裏側、びっくり映像、芸能人の突撃ロケとかいろいろあるが、「スタジオで芸能人が駄弁り、スタジオで観覧しているギャラリーが笑い声や驚嘆の声など「合いの手」を入れる構図」はどの番組を見ても同じ。

しかし両親は好きなんだよなあ…
「好き」というよりも、「見るものがないから仕方なく見ている」という感じだが。

だったらもうテレビ見るのをやめろよ、と思うけどねえ…
うちの両親はインターネットも、DVDの視聴も大嫌いだからテレビしかないんだよねえ…

私と発達障害⑱「大佐」との出会い

ついに三十路を迎えてしまった西暦2007年ごろ。
なかなか職には定着できなかった…
このころ就いた仕事を列挙する。

  • 駐車場の警備
    これは求人情報誌で見つけて応募したもの。
    本来は「警備業法」で48時間の研修・訓練が義務付けられているはずだが、大した研修もせずに現場に入れられた。
    「どんくさいなあ!俺だったらたった3秒で覚える作業だぞ!!」
    上司に浴びせられたこの言葉、本当に忘れられないなあ…私に発達障害持ちであることを再認識させてくれたということで。
    警備業とは言うものの、実態は「日雇い派遣」だった。
    私は結局「お客様からのクレームが多い」ということで首にされた。

 

  • 年末年始の郵便アルバイ
    ここ数年「お祈り」された年末年始の郵便バイトだが、この年は珍しくありつけることができた。
    主な業務は郵便物の区分。
    目の前の仕事に集中できるので自分に合っていると感じた。
    あと、年末年始の期間限定アルバイトなので、「腐れ縁」からくる人間関係のトラブルに曝されることもない。
    期間限定アルバイトの「効用」については諸星ノアの著書にも記述があった。

デイケアルームから「卒業」宣告される

さて、このころ、今まで利用していた地元の精神保健福祉センター内の「デイケアルーム」から、「3年の期限が過ぎたので卒業」という宣告がなされた。

私はデイケアルームの代わりになる施設が果たして自分の住む地域の近所にあるのか不安だった。
今までデイケアルームのことしか知らなかったから…

デイケアルームの担当職員に、最近は「地域活動支援センター」というのが主要市町村に作られるようになったことを教えてもらい、その紹介を職員が同行する形でしてくださった。

このとき紹介されたのは隣の市にあるセンターであったが、その職員から「実はあなたの在住している市にも、近々センターができるんですよ」と教えてもらった。

そして、「大佐」に出会う

で、センターの職員から教えてもらった、「自分の在住している市の地域活動支援センター(予定施設)」に足を運ぶ。

そこは、地元の市から「指定管理者」としての契約をしたある社会福祉法人が、市の所有施設を借り受けて運営しているセンターだった。

そこには、精神障害発達障害当事者の支援のために、新たに採用した「精神保健福祉士」がいた。

センターの担当職員から紹介を受けたその方は、笑顔の素敵な女性だった。

後に、私が現在も「大佐」と慕い続ける方である。

次回に続きます。