ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害㉒就労支援施設B型って…

こんばんは。

最近「草食系男子」って、もともとは「典型的消費文化などにとらわれない生き方をしている人」を指していることを知った。
こちらの記事を参照のこと。

lite-ra.com

そう言えば以前の記事で「NEET」について綴ったが、「NEET」もまた問題提起の言葉であったにもかかわらず「憎悪ポルノ」用フレーズになってしまったんだなあ…

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

私と発達障害㉒就労支援施設B型って…

あれは2008年ごろだっけ…

私は両親の勧めで「就労支援施設B型」に入所することになった。

この際、「地域活動支援センター」を「利用者」として訪れることはできなくなってしまった。
というのも、「障害者支援費制度」というのがあって、一人あたり利用できる施設は一つのみ、という規則があった。
一人が複数の施設を利用していると、自治体は各施設への支援費(補助金)を限りなく支払わなくてはならなくなるからだ。

「A型」「B型」がある就労支援施設

就労支援施設はかつて「作業所」「授産施設」と言われていた。

現在はその就労支援施設も「A型」「B型」に分かれている。
「A型」は、労働基準法最低賃金法の適用を受け、主に企業の下請け作業をする施設。当然作業にもそれなりの厳しさが問われる。
「B型」は、企業の下請けはせいぜい内職レベルに限られ、あまり厳しさは問われない。独自にお菓子作りや農場作業などをおこない、それらを売って収益にしていることが多い。

その…何と言うか…狭い

さて、「就労支援施設B型」を訪れてはみたものの、その「施設」の実態は両親の知り合いの自宅を改装したものにすぎず、大変狭いものであった。

そのくせ利用者は20人近くいたので、文字通り「足の踏み場がない」。

内職作業は悪くはなかった。
お菓子のラベル貼りや、タオルなどのパッケージ詰めは作業に楽しさを見出すことができた。
やはり「一人で集中しながら一つの物事をこなすこと」は得意なようだ。

しかし、お菓子作りなど「いろいろ急かされる作業」は苦手だった。

一番つらかったこと

その中で、一番つらかったことは「イベントでの出し物」だった。
これは本当に苦痛だった。

年に一回、就労支援施設のイベントとして、地元の市の文化ホール大ステージで「出し物」をやらされるのだ。

あの時は手話を交えて合唱をやらされたんだっけ…

当然、客席には誰もいない。利用者の親だけ。

「ココハ大人ノ幼稚園カ何カカ…?」

好きな人は好きなんだろうけど…
単独行動を好む私には苦痛でしかなかった。

次回に続きます。