ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

「レイブル」という言葉、結局定着しませんでしたね。

おはようございます。

私は今後、弊ブログにおいて「今年●月」という言葉をやめ、「今春」「今夏」「今秋」「今冬」という言葉を使っていこうと思う。「今冬●月」というように。
こうすれば新聞やニュース番組のように年をまたぐ冬場のイベントだけ「今シーズン」という言葉を使うような奇妙な状況は発生しないと思う。

さて、今回は一時期「NEET」に代わる言葉を作ろうとして誕生した「レイブル」について。

「レイブル」って?

「レイブル」は、「NEET」「HIKIKOMORI」だとネガティブなイメージが付きまとうということで、就労・社会参加意欲のある当事者を応援しようと大阪の就労支援NPOが提唱した新語兼概念。
「Late-bloomer(遅咲き)」を略して「レイブル」。

昔の私を含め「NEET」「HIKIKOMORI」は弊ブログでいうところの「憎悪ポルノ」の対象として侮蔑・嘲笑・虐待されまくったので、こういう新しい概念でもってそれらを払拭しようという試みは良いと思った。

「戦国のレイブル」こと真田幸村*1伝説の地、大阪らしいなとも思った。

しかし結局定着せず…

「レイブル」誕生直後は新語として各種メディアに注目された。
変わったところではゲーセンのクイズゲームクイズマジックアカデミー」の「時事出題*2」で「レイブル」に関する問題が出題された。

しかし、「新語・流行語」として定着するための登竜門というべきイベント「新語・流行語大賞」には取り上げてもらえず、「レイブル」という言葉は結局定着せずに消滅した。

私が「レイブル」を提唱したNPO法人に問い合わせてみたところ、現在は以下のサイトに活動を移行しているとのこと。

hellolife.jp

うーん、すっかり「普通の就労支援サイト」になってしまったなあ…(-_-;)

こうして、「NEET」「HIKIKOMORI」当事者たちは今日も「穀潰し」の代名詞として「憎悪ポルノ」の対象にされ続けるのであった。
ああ悲しいなあ。

それでは。

*1:30代から40代まで、父・真田昌幸とともに現在の和歌山県九度山町に幽閉生活を強いられた。まさに後の「NEET」「HIKIKOMORI」といえよう。

*2:特にこういうジャンルの出題形式があるというのではなく、各種ジャンルにおいて、最近のニュース等で報じられた事項を扱った問題が時折出題されること。問題文ウィンドウ上部に「時事(だったかな?「ニュース」だったかも。なにせ自分がよく通うゲーセンから撤去されて数年たつので…)」と表示される