おはようございます。
今年のNHK紅白歌合戦=紅白歌八百長のEテレ裏番組は「クラシック音楽ハイライト」のようですね。
いずれ、Eテレの紅白裏番組には「バリバラLGBT虹色音楽祭(レインボーフェス)」をやってほしいものだ。
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さて、音楽祭といえば、「舞姫青葉の友」も、毎年12月初旬の「障害者週間」に合わせ、地元の文化ホールで開催される「障害者文化祭」に、毎年出場して「出し物」を披露しているんだよなあ。
今回はそのことについて綴る。
第5話 誰も来ないイベント
晩秋に入ると、「舞姫青葉の友」は、毎日ミーティングの後に「手話を交えた合唱」の練習を実施する。
毎年、やっているんだそうだ。
「障害者週間」の関連イベント用の「出し物」として、これをステージで披露するとのこと。
やめてくれ。ステージに立つなんて、私にとって「公開処刑」のようなものじゃないか。
小・中学校の「学習発表会」を思い出してしまう。
誰も見に来る人はいない
昔日の屈辱を思い出しながら合唱の練習をする。
私は「重要な役どころ」を毎年やらされた。
練習では一番しんどい思いをさせられる。
先生にどやされるのもしょっちゅうで、練習は夜まで長引くこともあった。
それ以来、こういうイベントに参加することに対して屈辱と嫌悪感がこみ上げてくるのだ。
ついに、「障害者週間」イベントの当日だ。
観客席には利用メンバーの親御さんしかいない。*1
ほとんど何もない、誰も見に来ていない空間に、私たちは歌と手話を披露する。
疲れた。徒労感と屈辱感だけが残った。
それにしても親御さんしかいない
今回のイベントの観客席もそうだが、前回綴ったパン・洋菓子を購入する人も、99.9%利用者の親御さんしかいない。
「儲ける」ことを考えていない就労支援施設B型であれば、大体こんなものではないかと思う。
それにしても、私以外のメンバーは実に楽しそうだ。
本当に楽しいんだろうなあ。
そう考えるようになってしまったのは、10年近くHIKIKOMORIをしていて心が「ひねて」しまったからだろう。
次回に続きます。
*1:ケーブルテレビ会社のクルーの姿もあったなあ。おそらく地域ニュースで紹介するためだろう。