ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

韓国もまた、わが国同様氷河期世代への救済はされなかった模様。

こんばんは。Buenas noches!!

明日から職場での仕事再開です。

さて、先日更新された「マガジン9」の雨宮処凛コラム「雨宮処凛がゆく」。
最新更新号はこちらの記事だった。

www.magazine9.jp

さて、こちらの記事では、旧年中にあった出来事とともにお隣の韓国の状況も綴られている。

3放、5放、7放

私がこの記事を見て衝撃的だったのが、この言葉だった。

韓国といえば、わが国と同様に「就職氷河期世代」が大問題となっていた。
「いい学校からいい企業へ」のレールから不本意にも脱落すると、非正規雇用に甘んじなければならない現実があった。
この件はNHKスペシャルワーキングプア」でも取り上げられていた。

「考試院(コシウォン)」という言葉も久しぶりに見たなあ。
受験勉強用の民間自習部屋なんだけど、わが国における「ネットカフェ」など同様に「安い簡易宿泊所代わり」としても使われていることが「ワーキングプア」で放映されていた。

そんな中で、記事にはこうあった。
以下、引用する。

この10年、韓国の格差社会に注目してきたが、聞こえてくるキーワードは悲惨としか言いようのないものばかりだった。例えば少し前まで若い世代は「3放世代」と呼ばれていた。恋愛、結婚、出産の3つを諦めた世代という意味。これがいつからかマイホーム、人間関係を諦めた「5放世代」となり、気がつけば、更に夢、希望までをも捨てた「7放世代」という言葉になっていた。

  • 3放=恋愛、結婚、出産
  • 5放=3放+マイホーム、人間関係
  • 7放=5放+夢、希望

「7放」って、とどのつまり「HIKIKOMORI」ですよね。
わが国が誇る世界の「HIKIKOMORI」。

しかし韓国よ、おまえもか…

わが国はワーキングプアおよび就職氷河期世代に対し、大した救済策が施されることなく10年以上の月日が過ぎたわけだが、韓国もまた「7放」という言葉が示すように、こういう立場の人たちへの救済はなされなかった模様だ。

一方で、有名人・有力者のご子息のコネ入学・コネ入社が横行していることもまた、わが国、韓国共通だ。
そういえば最近、朴槿恵(パク・クネ)大統領の盟友のご息女が、デンマーク国内で身柄を確保されたようですね(ゲス顔)

弊ブログはこれからも、貧困や経済格差の問題についていろいろ考えていく。
それではまた。Adios amigos!!