ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

企業社会というのは勝手なものだな…

おはようございます。Buenos Dias!!

もう2017年も3月なんだな。
就職活動も本格的にスタートとのこと。
うちの職場の上司は最近就職説明会の会場をはしごしている。
人材確保は苦境を呈しているんだそうだ。
各種報道機関でもそういう伝え方がされている。

しかし本当に企業社会というのは勝手なものだと思う。

私が就職活動していたころ、つまり就職氷河期真っ只中のころは真逆だったから。

  • 説明会会場は閑古鳥。
    出展企業は圧迫面接ならぬ圧迫説明会。「いかにお前らは企業社会に適応できていないか」と説教されるのは当たり前。
  • 日産自動車「ゴーン改革」をきっかけに、「人員削減こそトレンディ」という方向に企業はシフトしていた。
    採用するにしても、「厳選採用」「即戦力」主義だった。
  • 当時のマスコミ屋(ジャーナリズム・ジャーナリストではない)は、「雇用のミスマッチ」を叫び、「企業に採用されず仕事が出来ないというのなら自分で仕事を作れ」と叫んだ。
    その結果は「起業家」という名の拝金主義者の跳梁跋扈。*1

そういえば、2000年代後半、リーマンショックが起こる前まで、まさに就職活動がイージーモード化していたころがあったよなあ。
そのころの様子が「ジョジョの奇妙な冒険」のワンシーンの台詞改変の形で残っている

 「内定を獲得することそのものではなく、どの内定先を選ぶかに苦労した」「説明会に参加して10社の面接を受けたら10社とも内定が出た」…
最近の就職活動ではもはや当たり前になっている。

就職氷河期に就職活動していた世代はとことん打ちひしがれ、その結果HIKIKOMORIになった人も多い。
私もその一人だ。
そのHIKIKOMORIたちも、内閣府からは「存在しないもの」にされてしまっている。

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それではまた。Adios amigos!!

*1:特に証券取引法違反で逮捕・受刑しながらテレビに著書に引っ張りだこの「IT起業家」とかね。