ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

こんな支援サービスを受けてきた・第4回「地域活動支援センター」

こんにちは。Hola amigos!!

こちらはとても暑いです。
♪ナツナツナツナツココーナッツ、と歌いたくなるねえ。

こんな支援サービスを受けてきた・第4回「地域活動支援センター」

2007年ごろ。
地元の精神保健福祉センターの「精神科デイケア」の滞在期限が過ぎ、「卒業」とあいなった。

デイケア滞在中は、ショッピングモールへの就職と退職、その後「ワークトレーニング社」での訓練、そして胃腸の病気のため手術入院があった。

そして私は三十路に突入した。

「卒業」後の受け皿

「卒業」直前、私は地元の都心部にあった精神科デイケアの職員とともに、自宅から快速電車で二駅ほど離れた地域の「地域活動支援センター」に出向いた。
なんでも、「卒業」後の受け皿になるだろうということで…

出向いたセンターでは、共同で工作やレクリエーションを楽しんだり、あるいは個人個人で好きなことをしたりと、大体精神科デイケアの延長上かなと私は感じた。

地元にも「地域活動支援センター」ができる

その後、地域活動支援センターの職員の方と面談した。

その方の話によると、「あなたの住んでいる地元でも、近々ここと同じようなセンターが設立予定なんですよ」ということだった。

詳しいことは地元自治体の福祉窓口に聞いてみてねということで、私はその窓口を訪れた。

そこの担当職員から、「ある社会福祉法人が地元自治体所有の施設を利用してデイサービスを運営しているのだが、そこが『地域活動支援センター』を近々兼ねる」ことになったことを教えてもらった。

いろんな障害を持った人たちがいる

その後、私は正式に入所手続きをとり、地元の「地域活動支援センター」に入所した。

センターには精神障害者のほかに、肢体不自由や、下半身不随などの身体障害者や、認知症の患者などがいた。

電動車いすで活動しているある脳性麻痺の利用者は、筆を銜えて絵を描いていた。

他の利用者は、クロスワードパズルの雑誌に載った問題をひたすら解いていた。

私は、主に非電源系ゲームを嗜んだ。
そのなかでも、花札の「こいこい」を教えてあげたなあ職員に。
他にも料理実習も楽しかった。
この時だっけか、担当の精神保健福祉士のことを「大佐」と呼ぶようになったのは。
手芸・革細工も楽しかった。

ところで…

地域活動支援センターにも「A型」「B型」があるんですねえ…
参考に大阪市の「地域活動支援センター」紹介ページを紹介する。

http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000174248.html

A型は「将来の社会進出への訓練」、B型は「日常生活の安定化」を目指すのがおおよその目標みたいですね。

地域活動支援センターでの生活が安定してきたころに、私は「就労支援施設B型」に移行することになった。

就労支援施設については、シリーズ連載「潜入・大人の幼稚園」に綴っているのでこちらを参照のこと。

それではまた。次回はある別の施設について綴りますわ。