ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

あれから1年…例の事件の殺人犯は「主流秩序の住人」の要望を実行したに過ぎない。

こんばんは。Buenas noches!!

例の「相模原市殺人事件」から今日で1年だ。

その時も弊ブログではこの問題についていくつか綴っている。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 あれから1年の間、「社会的弱者」を罵倒するような発言をする「主流秩序の住人たち」がたくさん出てきたなあ…

  • 人工透析を受けるようになった患者たちに対し、「治療費を全額自己負担にすべき。払えないなら死ねばいい」と仰ったフリーアナウンサー*1
  • 「若年層の自殺問題」を伝えるニュース記事を引き合いに出して「親に感謝しろ」だとか「(当事者たちは成功体験なんかまったく持ち合わせていないにもかかわらず)成功に囚われるな、成長に囚われろ」と綴ったプロサッカー選手。
  • 最近では元ハードル走選手の方が「不健康な人の保険料*2は健康な人も負担している」と、「自分は『不健康な』人間を助けるために健康保険料を支払っているのではないし支払いたくない」と思われても仕方のないようなことを綴っている。

このようなことを考えてみると、例の殺人犯「植松某」は、「主流秩序の住人たち」の要望をかなえるべく実行したに過ぎないんだよね。
「この世に生きている人たちさあ、口では『障がい者とともに暮らしましょう』とか言ってるけど正直『うざい』と思っているんだろ?コストがかかって仕方がないと思っているんだろ?だったら一部かもしれないが実現してやる」という形でさあ。

「植松某」の考えに賛同している人は「主流秩序の住人」だけではない。
その対極にいるはずの「公認されない社会的弱者」たちもそうである。
「高齢ひきこもり」ブロガーとかね。

「公認されない社会的弱者」は障がい者たちに代表される「公認された社会的弱者」に憎悪の念を抱いている。かつての私もその一人だ。
「公認されない社会的弱者」は本当に絶望しかないからなあ…

それではまた。Adios amigos!!

*1:このフリーアナウンサー氏は次期衆議院議員選挙に出る予定だそうだ。

*2:おそらく治療費もそこに含まれている。