ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

「毒親の条件」第4回「勝手にプレゼントを贈り、子どもに気に入られないと逆切れ」

こんばんは。Buenas noches!!

どうも、連日の暑さでダウンし、更新が滞っておりました…
この時期はなかなか更新まで頭が回らない…
姉妹ブログは昨日更新しました。

9月に入り、朝夕が過ごしやすくなった様子なのでもう少し更新頻度を高めたいところ。

第4回「勝手にプレゼントを贈り、子どもに気に入られないと逆切れ」

さて、本シリーズ連載「毒親の条件」の第1回で、私は「『毒親』と言われる人たちは、単に『子供に厳しく接するだけの親』ではない」ということを綴った。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

このときは「子ども自身が『厳しくされることを納得しているか、あるいは納得できない厳しさなのか』」がポイントだと綴った。

今回の「毒親の条件」は逆に「子どもにやさしく接するとき」の話である。
厳しく接するときはもちろん、子どもにやさしくなる時でさえ「毒親」は害毒になる。

子ども自身の希望も聞かず、勝手にプレゼントを贈ったり「おもてなし」をやろうとする

誕生日やクリスマスなど、プレゼントに子ども自身の要望を聞かず、親が選んだものを勝手に贈られた(送りつけられた)経験はないだろうか。
あるいは子ども自身がなにも要望していないにもかかわらず、「よっし今日はおいしいごちそうをふるまってやるぞ」と普段はやっていないことを親がやろうとしてきたことはなかっただろうか。

「別にそこまでやってほしくない」と子どもは思っているかもしれない、そういうところまで想像力が回らないのである、「毒親」は。

子どもに気に入られないととたんに逆切れ

そして、親が贈ったプレゼント、あるいは親がよりをかけてふるまった「おもてなし」が子どもに気に入られない、あるいは拒絶されると、

「おいお前、俺がこれを買うのに(「おもてなし」の準備をするのに)どれだけの苦労を掛けたか考えてみろ!!」

と「逆切れ」を起こすんだよなあ…

たとえば「ガンプラ」が好きだからといって勝手に「太陽系戦隊ガルダン」のプラモなんて買い与えられてもうれしくないだろう。
私自身、「アニソン」が好きだからと言って親に「パチソン」のカセットテープを買い与えられたことがある…

sgtyamabuunyan.hatenablog.com

しかし、わが国の「道徳」を謳う授業や書物などは「親の大切さを考えましょう」とかいって、子ども自身が望んていないものやことが与えられたとしても批判・抗議・反論することを許さないんだよなあ…

こんなことをするのは、親が子どもに「恩を売りたい」から

こうしてみると、「子どもの要望を聞くこともなく『子供が喜びそうなこと』をやろうとする」ことが決して「子ども自身のことを思ってのこと」ではないことがわかると思う。

ではなぜ、こんなことをするのであろうか。

それは、「子どもに恩を売りたい」から。
子どもからの反発を封じ込めたいからだ。

たとえ、子どもにとって不本意なことであっても、「親からの『おもてなし』は甘受すべし」という圧力からしぶしぶ受け入れるかもしれない。

しかし、子どもからの「ヘイト(敵愾心)」はどんどん蓄積されるだろう。

子ども自身のことを考えない愛情、それは「子どもに意味もなく厳しく当たる」ことに引けを取らない「毒親の条件」といえる。

次回に続きます。