ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

新シリーズ連載「毒オトナの条件」プロローグ「煙草好き」

こんばんは。
先週のNHKEテレによる「24時間テレビ当てつけ企画」はよかったねえ。
今回は「バリバラ」だけでなくアニメ「聲の形(こえのかたち)」までぶつけてきたから。
その「バリバラ」も、「視覚障害」「聴覚障害」に対してテレビははたして「やさしい」ですか?という内容だったし。

さて、私事で恐縮だが、長らく精神を病んでしまい勤務時間が3時間に短くされてしまったがこのたび1時間長くなって4時間となった。

まだ完全回復には程遠いが本格的にブログ更新を再開しようと思う。

今回から新しいシリーズ連載として、

「毒オトナの条件」

を始めようかと思う。

以前、シリーズ連載「毒親の条件」を綴っていた際、「これは親の問題だけではなく、大人たち全体の問題、いわば『毒オトナ』の問題として考えねば」という趣旨を綴った。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

そこで、今回は「毒親の条件」ともやや重なるかもしれないが、「毒オトナとは何か」について綴ろうというわけだ。

プロローグ「煙草好き」

今回は、そんな毒オトナたちにあてはまる条件のいわば「プロローグ」として、「煙草好きであること」を綴ろうかと思う。

以前にも自分の体験をもとに「煙草好きはパワハラ常習者」ということを綴ったが、なぜ「煙草好きはパワハラ常習者になってしまうのか」ということを私なりに考察したい。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

そもそも、なぜ煙草がやめられなくなってしまうのか

わが国日本では本当に煙草好きが多い。
私の父親もそうだ。

よく、「煙草はストレス解消、心にゆとりを持たせるためのアイテムだ」と煙草好きたちは仰るが、私はそれは「嘘だ」と思う。
ぱっと見、煙草好きたちはそうでない人に比べて心に「ゆとり」が感じられない。
煙草がないと常にイライラしている。

煙草がやめられないメカニズムは既に明らかになっている。
NHKためしてガッテン*1」でも10年以上前に放送されていた。

それは何なのかというと、煙草の主成分である「ニコチン」が、脳内伝達物質の一つ「アセチルコリン」の代わりを果たし、「アセチルコリン受容体」に作用する、というものであった。
結果、本来の脳内伝達物質「アセチルコリン」が全然仕事をしなくなり、煙草なしでは心の安寧を保つことができなくなるというわけ。

これを見ていて、「男性における筋肉増強剤ドーピング」に似ているなあと思った。
筋肉増強剤は男性ホルモン「テストステロン」が主成分だ。
これを外部から摂取することを続けていると、本来の男性ホルモンが仕事をしなくなり、この状態でドーピングをやめてしまうと「女性化乳房」など厄介な症状が生じるのだという。

心の安寧を保てない「煙草好き」が人を救うことなどできぬ

そんな「煙草好き=ニコチンの奴隷」たちが、「人を救う」「道を踏み外すことを防ぐ」ことなど、できるわけがないと私は考える。

煙草がないと心の安寧を保てないのだから。

イライラしっぱなしなのでどうしても「諭す」ことが「パワハラ」になり、あらゆる説得・説教も「単純にあんたがイライラしているからそんなことを言う」と見破られるのである。

父親含め、私が接した「毒オトナ」たちはほぼ例外なく煙草好きだった。

次回からは「毒オトナ」についてもっと深く考えたい。
それではまた。明日2日午後2時半、Eテレで「聲の形」再放送がございます。

*1:現「ガッテン」。