ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と「共産党」最終回・たとえ毒オトナだらけの世の中になろうとも…

こんにちは。¡Hola amigos!

今回はシリーズ連載企画「私と『共産党』」の最終回。

それにしても、山本太郎氏の新党「れいわ新選組」、さまざまな「当事者」を今回の参議院議員通常選挙に立候補させているが、惜しむらくは、
HIKIKOMORI当事者
も立ててほしかった。

「ひきポス」執筆陣の「さとう学」さんなんかお勧めですよー。地方議員への立候補経験もあるし。
まあ、「れいわ」の闘いは今回だけではなく衆議院議員総選挙にも続くのでその際はお願いしますよー。

たとえ毒オトナだらけの世の中になろうとも…

現在の「共産党」は、「カクサン部」という「ユニット」を作り、ネット・SNSでのPR活動が盛んに実施されている。

www.jcp.or.jpその「カクサン部」のひとつ「ポーケン師匠」に、私は以前こんな返信ツイートをしたことがある。

 政党助成金については思うところがあってなあ、かつて「二院クラブ*1」が、

  • まずいったん受け取りの手続きをしたうえで
  • 受け取った金額を全額返還する

という形で政党助成金の受け取りを拒否していた。

一方で「共産党」の場合は「最初から受け取りを拒否する」という形だったため、これだと「共産党」が受け取り拒否した額はほかの政党にわたってしまう。
その辺は一体どう考えているの?と私は問うたのである。

ポーケン師匠はこう返してくれた。

「ああ、なるほどなあ…」と思った。

「いったん受け取りの手続きをしたうえで返還する」という形をとってしまうと、たった一瞬ではあるものの「共産党」も「受け取った」ことになってしまう。
つまり政党助成金という制度を「認めた」ことになってしまうわけだ。

改めて、「共産党」のプライドを垣間見た気分だった。
そもそもの制度自体が駄目なのだと。

政権与党批判の受け皿はそろっている

さて、今回の参院選、政権与党批判の受け皿は過去になく豊富になったと思う。

かつては「政権与党は嫌だけど、批判の受け皿は『共産党』しかない。『共産党』も嫌いなので白票を投じるか棄権する」という形が多かった。

しかし今回は違う。

  • 共産党」これは言うまでもない。
  • 「政権与党は嫌いだけど『共産党』も嫌い」という人には「立憲を名乗る政党=立憲民主党」や「国民民主党」「社会民主党」がある。
  • 「立憲」「国民」も旧「民主党」だしなあ…という人にはそれこそ本シリーズ連載で(隠れて)宣伝している「れいわ新選組」がある。

これはかつての「スポーツ平和党」などを彷彿とさせるでえ。
こんな面白い選択肢はないと思う。

しかし残念ながら政権与党と「浪速のトランピズム」が盤石の優勢…

しかし現実は非情だ…

今回も政権与党、そして政権与党のコバンザメである「『維新』を名乗る浪速のトランピズム政党」が勝ちそうなんだと。盤石なんだとさ。

これらの支持層は…

  • 自分たちは「社会的弱者」の側ではない
  • 今のままでも別に不満はない

なんて思っているんだろうなあ。

また、投票率も低調が予想されている。こちらは…

  • 自分は「政治」とは無関係だと思っているし、「政治」のお世話にもならない
  • 最後に頼れるのは己のみ

などと、「政治的ニヒリズム」と「ナルシシズム」が入り込んでいるんだろうなあ。

要は「毒オトナ」だな。

たとえ毒オトナだらけになろうとも…「評論家」「傍観者」はもうやめた

こういう場合、過去の私は「なぜ『共産党』など政権与党批判が議席という『結果』に結びつかないのか」などと「評論家」気どりで考えていたのだが、「毒オトナ」という「敵の正体」がはっきり見えた以上、もう考える必要はなくなった。

たとえ毒オトナだらけになろうとも、たとえ国会や地方議会が「政権与党=毒オトナの代理人」だらけになろうとも、私は党員として「我々の側の代理人=『共産党』」を応援・宣伝し続ける。

それに私は「傍観者」ではなく、「障がい者」「元HIKIKOMORI」という「当事者」である。
「当事者」を社会的に殺そうとする政権与党に対峙するのは当然だろう。

わが国ニッポンは衰退の一途をたどっているという。
次から次へと湧き出る毒オトナたちに、もはやお先真っ暗の国の未来。
それでも私は闘い続けたい。せめて闘った「証」を残したい。

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今年、本シリーズ連載をはじめ、「政治・社会」の問題を綴り始めた。
実は、「政治・社会」の問題を本ブログでつづることは当初自粛していた。
以前綴った「政治と宗教と野球の話はするな」というやつだ。
「HIKIKOMORI」や「障がい者」の問題だけを綴ればいいと思っていた。

しかし、私たち「当事者」にマウンティングしてくる「毒オトナ」や、そんな「毒オトナ」たちに支えられている政権与党のことを考えると、「政治・社会」の問題を綴ることを解禁する必要が出てきた。

これからも、「政治・社会」のことを考え、綴るつもりである。

最後に…

あさって21日は投票日です。

*1:参議院に存在した会派。「西川きよし」「青島幸男」など主に芸能人が在籍していた。