こんばんは。¡Buenas noches!
今回は「毒オトナの条件」の第23回。
父親からやかましく言われた「必殺フレーズ」について綴る。
「スナオ」の押し売り
私の父親はことあるごとに、
- 素直になれよ!
- お前素直じゃないなあ…
- そういうのは素直にやればいいんだよ!
- 素直になられへんか!?
などと、とにかく、
「スナオ」
という言葉を用いて叱責した。
まさに「スナオ」の押し売りである。
「麺のスナオシ」なら大好きなんだけどね…
麺のスナオシ ←公式サイト
そもそも、「スナオ」ってなんなの?
この「スナオ」というフレーズを聞くたびに思うことが、
「スナオ」って、どういう状態を言うんだろう…
ということだった。
いや、別にふざけているとかそういうのではなく、何をもって「スナオ」とするのかが本当にわからない。
結局、黙らせたいだけ。「トーンポリシング」の類型
長年、父親からの「スナオ」の押し売りに曝され、また、「毒オトナ」についてシリーズ連載で考察しているうちに、この「スナオ」という言葉も結局、
単に相手(主に「下」と見下している対象)を黙らせたいだけのフレーズ
なんだろうなあと思うようになった。
以前綴った「トーンポリシング」の亜流といったところだ。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
たとえば、先ほどの「スナオ」フレーズを訳すと、
- お前は黙ってろ!
- お前は「黙る」ということを知らないのか…
- ごちゃごちゃ言わず黙って従えばいいんだよ!
- お前、いい加減黙っててくれへんか!?
と、うまいこと…とは言わないけれどかなりの形でしっくりくるのではないだろうか。
ここではっきり言おう。
スナオ≒黙ること
それではまた。