ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた・第8回「世話人以上に世話好きな入居者」

こんばんは。¡Buenas noches!

今度の金曜日(10月25日)、NHKEテレ「ドキュランドへようこそ」で、「オレグの自立」がアンコール放送されますよ。

www4.nhk.or.jp

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私もそれに含む「『伝説のクリーチャー』ではない発達障害当事者」はこのオレグ青年が母親から受ける仕打ちを同様に受けて育っていることをぜひ分かってほしいと思う。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

さて今回は「グループホームに住んでみた」の第8回。

世話人以上に世話好きな入居者

以前、入居者のことについて綴った。

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 常になんだか不機嫌な人や、常に世話人などに付きまとって大声でまくしたてる困った人たちがいることを綴った。、後者はそれに飽き足らず「食パンないの~?」「お茶ないの~?」などと私に対しても大声で話してくる。

一方で、一番の新参者である私に対し、いつも気にかけてくれる「世話人以上に世話好きな入居者」がいる。

「何か困ったことがあったらいつでも連絡して」

入居し始めのころ、(引っ越したときは誰でもそうだと思うが)とにかく不安だった。

特に上記の2名がいるときは「ああいうのに絡まれたらいややなあ」と思った。

そんな中、「大丈夫かい」と私に声をかけてくれる入居者がいた。

「イヤ、大丈夫デスヨ」と私は答えた。

「心配いらないからな、何か困ったことがあったらいつでも連絡して」
彼はそう言ってくれた。

グループホームのいろんなことを教えてくれた

彼は、グループホーム生活において、いろんなことを教えてくれた。

まさに先ほど綴った「世話人以上に世話好き」、世話人の代理を買ってくれた。

食器の片づけ方、お風呂や庭の掃除のしかた、あと洗濯物の干し方のコツなども教えてくれたっけ。

彼は本グループホームの最古参の入居者だという。
最古参の人がこんなに世話好きであることは私にとって実にありがたかった。

彼といろいろ交流するうちに、入居当初の不安は消え、すっかり新生活に溶け込めることを実感した。

次回に続く。