ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた・第9回「やはり自炊できないのは痛い」

こんばんは。Buenas noches!

それにしても、前回綴った、

「(発達)障害は障がいではなく個性だ」

っていうやつ、いったい使われるようになったのはいつのことなんだろう。

おそらく、長野パラリンピック1998あたりなんだろうと思う。

この大会に出ている選手たち、よく言っていたんだよなあ…
「個性」という言葉を。
それ以前は「障がいがあっても働ける、スポーツできる」という言い方をよくしていたと記憶している。
私が幼少のころ通っていた「障がいを持った子供を抱える親の会」が運営する作業所によくこの言葉が載っていたから。

この辺はまた後日詳しく綴りたい。

今回は連載「グループホームに住んでみた」の第9回。

やはり自炊できないのは痛い…

シリーズの第1回目で、「料理は世話人の方が作ってくれる。一方で自分たちで自炊することはできない」と綴った。
このことを友人に話したら「えっ?グループホームって入居者が世話人と一緒に食事作ったりするんでしょう?」とびっくりされた。

しかし、私たちのグループホームでは、「訳あり」の入居者が多く、それこそ「情緒不安定」な状態で火や包丁を扱ったりし、なにか「事件」でも起こしたらやばい、ということで「自炊は禁止」となっているのである。*1

即席麺かシリアル食品くらいしかない…

しかも、世話人が料理を作ってくれるのは朝食と夕食だけ。
あいにく昼食は作ってくれない。

では、昼食はどうすればいいのか。

幸い、本グループホームでは、「電気ケトル*2」がある。
それでカップラーメンやカップ焼きそばを作って食べることができる。

あと、冷蔵庫があるのでそこに牛乳や飲むヨーグルトを買っておき、コーンフレークやグラノラなど「シリアル食品」を食べることも可能。

これくらいしか選択肢がないんだよなあ…

これらが嫌ならスーパーなどで総菜やお弁当を買ってくるか、外食をするしかない。

しかし、これだとお金がかかる…

おにぎりや袋ラーメンの調理すらできないのは本当にきついなあ…

あと、本グループホームの近況を

最後に近況をば。

以前綴った「肝っ玉かあさん」的な世話人の元締め。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 最近、この方が長期休職をされた…

全幅の信頼を寄せていた方なんだけどなあ…

世話好きな一方でメンタル面はとても不安定な状況だったのかもしれない。

早期の回復を祈るしかない。

今回はここまで。

*1:あと、自炊した料理で食中毒になった場合、責任の所在があやふやになったり運営会社にとって頭が痛い状況になる可能性がある。

*2:小型の電気ポット。「T-falティファール)」のものが有名。