ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた・第10回「入居者、二つのタイプ」

おはようございます。¡Buenos dias!

今月から「しんぶん赤旗日曜版」では「社会的ひきこもり(HIKIKOMORI)」についての連載が始まっている。
記事を切り取ったうえで熟読の上、また新シリーズ連載を始めたい。

さて、今回は「グループホームに住んでみた」の第10回。
入居者さんの「タイプ」について綴ろうと思う。

入居者、二つのタイプ

現在のグループホームに移り住んで2ヶ月が過ぎた。

もうすっかり、「自宅」としてなじんできた。

まだ忘れ物などは頻発するが、それも「一息ついて落ち着いて考える」ことを実践することで頻度は減っている。

ほかの入居者さんとも付き合ってきて、私自身気づいたことがある。

それは入居者さんには「タイプ」があるということ。

タイプ①完全自立生活への足掛かり

これは私自身や、以前綴った「世話人以上に世話好きな入居者」が該当する。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

いきなり新居生活だといろいろ戸惑うところもあるだろうから、安めの家賃や食事・家事援助を受けて一人暮らしを体験し、慣れたところで新居を探し、真の自立生活へと結びつける。

タイプ②自立生活できるには程遠いが、せめて親元からは離れて暮らしたい

こちらは「困った面々」として綴った側に当てはまる。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

なにかにつけていろいろ「いちゃもん」をつけたがる入居者、「食パンないの~?」などと何かにかこつけて「コミュニケーション」をとりたがる入居者など。

こういう人たちがとても自立生活を営めるとは思えない。
実際、「食パンないの~?」という入居者の部屋は「がらくた」でいっぱいだ。自分の身の回りの「断捨離」すらできていない。

では彼らの場合はなぜグループホームにいるのか。

それは、「自立生活にはつなげられないが、せめて親元から離れて暮らしたい」ということなのだろうと思う。

グループホーム運営会社はもともとホームヘルパーの派遣会社である。
こういう人たちの「介護付き住宅」であるといえる。

以上、入居者二つのタイプについて綴った。

それではまた。