おはようございます。¡Buenos dias!
今月から「しんぶん赤旗日曜版」では「社会的ひきこもり(HIKIKOMORI)」についての連載が始まっている。
記事を切り取ったうえで熟読の上、また新シリーズ連載を始めたい。
さて、今回は「グループホームに住んでみた」の第10回。
入居者さんの「タイプ」について綴ろうと思う。
入居者、二つのタイプ
現在のグループホームに移り住んで2ヶ月が過ぎた。
もうすっかり、「自宅」としてなじんできた。
まだ忘れ物などは頻発するが、それも「一息ついて落ち着いて考える」ことを実践することで頻度は減っている。
ほかの入居者さんとも付き合ってきて、私自身気づいたことがある。
それは入居者さんには「タイプ」があるということ。
タイプ①完全自立生活への足掛かり
これは私自身や、以前綴った「世話人以上に世話好きな入居者」が該当する。
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いきなり新居生活だといろいろ戸惑うところもあるだろうから、安めの家賃や食事・家事援助を受けて一人暮らしを体験し、慣れたところで新居を探し、真の自立生活へと結びつける。
タイプ②自立生活できるには程遠いが、せめて親元からは離れて暮らしたい
こちらは「困った面々」として綴った側に当てはまる。
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なにかにつけていろいろ「いちゃもん」をつけたがる入居者、「食パンないの~?」などと何かにかこつけて「コミュニケーション」をとりたがる入居者など。
こういう人たちがとても自立生活を営めるとは思えない。
実際、「食パンないの~?」という入居者の部屋は「がらくた」でいっぱいだ。自分の身の回りの「断捨離」すらできていない。
では彼らの場合はなぜグループホームにいるのか。
それは、「自立生活にはつなげられないが、せめて親元から離れて暮らしたい」ということなのだろうと思う。
グループホーム運営会社はもともとホームヘルパーの派遣会社である。
こういう人たちの「介護付き住宅」であるといえる。
以上、入居者二つのタイプについて綴った。
それではまた。