おはようございます。¡Buenos dias!
今回は「グループホームに住んでみた」第21回。
入居者さんたちとのこれからの関係について綴る。
「できない」人がいるのなら自分が助ければいい
さて、私は人生で初めて自宅(実家)以外の場所で年を越すことになる。
また、現在のグループホームに移り住んで3カ月が過ぎた。
入居者さんたちとはいろいろあった…
- 世話人以上に世話好きな入居者Oさん
- 背丈の高いTさん
- 寡黙なHさん
- あとあまり会うことのない入居者Aさん
特にTさんとHさんは本当に手を焼いた…
世話人以上に世話好きな入居者Oさんの「仲介」がなければいろいろ大変なことになっていただろう。
訪問看護師さんに諭される
先日、訪問看護師さんとの定期面談があった。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
そこで私は担当の看護師さんに諭された。
「グループホームの入居者さんにはいろんな人がいます。個性もバラバラです。あなたは『自立生活への足掛かり』としてグループホームをとらえていらっしゃるけど、『自立生活の能力には著しく欠けるけどせめて親元*1からは離れたい』と利用している人もいるのです。そこら辺の理解はするべきではないでしょうか。」
以前、本シリーズ連載で綴ったことだ。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
頭の中では理解しているつもりだった。
しかし、特にHさんに対して苛立ちを隠さなかったことなど、どうしても偏見、「当事者目線の欠如」が露わになってしまっていた。
「こんなこともできないのか」と言うよりも、自分がやればいいだろう
たとえば、曜日ごとに当番が設定されているお風呂場の掃除。
掃除自体も「単に浴槽を洗うだけ」、排水口のごみくず処理もできないし「くず受け」のセットもできない、脱衣所の掃除もせずいつも抜け毛やごみくずが放置されている…
私はこれらの光景を見て「ナンデココマデ手ガマワラナインダヨ…コイツラ、ホンマニ『アホ』ヤナア、ヤル気アンノカヨ」と思っていた。
しかし、これはまさに「『当事者目線』なき者は去れ」と言われてもおかしくない態度だ。
それよりも、「できる人」である私が気付いているのだから率先してやってあげるのが正しい態度なのではないだろうか。
年明けとなる明日からは、これを心がけたい。
次回に続く。
*1:あるいは精神科病棟。