こんばんは。¡Buenas noches!
新型コロナウイルスの状況が深刻だ…
うちの甥っ子の通う小学校も今日から臨時休校なんだって。
さて、今回は「毒オトナの条件」第37回目。
「もしあなたが同じ目に遭ったらどう思う?」が通用しないわけ
毒オトナたちが「下」に対して繰り出す差別や侮蔑。
この手の行為に対してよく、
「もしあなたが同じ目に遭ったらどう思うの?」
などと反論がされる。
たとえば、「あなた、身体障害者を馬鹿にしているけど、自分も事故などで手足を失うなどして身体障害者になる可能性を考えないの?」というふうに。
しかし残念ながら、毒オトナたちにこの手の反論は通用しないだろう。
毒オトナ「俺は絶対にならないから!!」
なぜなら、毒オトナたちは、
「俺は絶対にそんな風にはならないから!!」
と思っているから。
たとえば私の父親は「オレオレ詐欺」に代表される「特殊詐欺」について、
「あんなのはなあ、騙される方が悪いねん!!」
といつも言う。
私が、「モシ、実際ニアノ手ノ電話ガカカッタリシタラドウナルカワカラナイト思ウヨ?」と言うと、
「そんなんなるかいな!俺を馬鹿にしてんのか!?俺は絶対に騙されないったら騙されへんねん!」
と、なんとも自信にあふれた返答をするのよね。
差別や貧困問題についても同じことが言える。
そしてこういう態度は、差別や貧困問題についても同じことが言える。
- 「もしあなたが仮に差別される側に立っていたとしたら?」
- 「あなたが生活面で困窮に陥り、福祉制度にお世話になる可能性を考えないの?」
と言ったところで、
- 「うるせえ。今の俺はそういう立場にはいねえから」
- 「俺はきちんと節制生活をしている。困窮なんて絶対ならねえよ」
と返されるのがオチ。
この手の「反論」の根底には「そっち側(障がい、被差別、困窮)に入ってしまうことへの恐怖」があると思う。
以前に綴った「年越し派遣村への侮蔑」も同様な理由だろう。
「自分はちゃんと努力しているから『派遣村』のお世話になんか絶対ならない」という感じで。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
ほんま、毒オトナって厄介やで…
そんじゃまた次回。