ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナの条件(47)&グループホームに住んでみた(38)「ルッキズム」について考えてみた

8おはようございます。¡Buenos dias!

今回はシリーズ連載「毒オトナの条件」「グループホームに住んでみた」をコラボさせる。

ルッキズム」について考える

先日、「石川優実」氏のYoutubeチャンネルにおいて「ルッキズム」について考える内容の動画が配信された。

www.youtube.com

ルッキズム」というのは「見た目」で社会的規範や人格を決めつけられたりするようなものをいう。

たとえば、

  • 太っている人は醜い
  • 太っている人はカロリーなど栄養摂取のコントロールができない
  • 太っている人は社会に要らぬ負担をかける存在だ

といった感じで決めつけるような。

「見た目」だけでなく「生活習慣」でも似たような状況が

ルッキズム」は「見た目」でいろいろ決めつけられるものだが、「生活習慣」でも似たような状況がある。

代表が「煙草」だろう。

  • 煙草をくゆらす人は臭い
  • 煙草をくゆらす人は脳みそをニコチンに支配されている
  • 煙草をくゆらす人は存在自体が有害

といった感じでね…

私も「ルッキズム」で人を見てしまう

私もまた、「ルッキズム」およびそれに近い感覚で人を見てしまう。

たとえばグループホームの同居メンバーに対して。

  • Aさん
    →「醜い体型*1」「変な歩き方」「禿げ頭*2
  • Hさん
    →「脳みそがニコチンに支配されている*3」「ボサボサの頭髪」「変な歩き方」
  • Tさん
    →「変な歩き方」「何を考えているのかわからない」「醜い体型」「まだ50代なのに総入れ歯」

行きつく先は「あなたは生きている価値があるの」=「生存権の否定」

私自身も抱いてしまう「ルッキズム」。

これの行き着く先は、

「こういう人たちは生きている価値があるのか?」

という「生存権の否定」である。

そして、なぜこんなことを思うのか。

ひとえに「自分と違う、『下』の属性」だから。
要はマウンティング。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

ルッキズム」を考える動画を見ていて、自分の「内なるルッキズム」を考えた次第。

次回に続く。

*1:この間、彼の身につけていたベルトが切れてしまったので、私の未使用ベルトをあげようと思い、渡してみたら胴囲がベルトの長さを凌駕してしまい思わず笑ってしまった。

*2:男性に対するルッキズムにおいて一番指をさされやすい。

*3:過去記事でも綴った通り。