ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナの条件(58)「毒オトナになったな」と感じるとき

こんにちは。¡Hola amigos!

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

今回は↑のお題を拝借して綴ろうと思う。

「毒オトナになったな」と感じるとき

他人のことや、社会のものごとを「上から目線」で「評論する」ようになったとき。

世の中には「評論家」「専門家」「ジャーナリスト」などの肩書を持つ人があれこれと「上から目線」で論じているが、はたしてそれは私たちの「指針」になりえているのだろうか。

単にテレビに出て出まかせを言うたり、でたらめな文章を綴っているだけのように感じる。

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そして私の親も含む市井の人たちも、テレビを前にいろいろ「評論」してくだを巻く。

当事者が苦しんでいても、「お前が悪いんじゃ」と吐き捨てるようになったとき

いわゆる「自己責任論」。

いや、自己責任でものごとに取り組む人はとても立派である。*1

俗に「自己責任論」と呼ばれるものは単に、

「お前が悪いんじゃ。お前が責任をとれ。俺は何も知らん」

と言いたいだけ。

これを親に言われると、私自身もそうだが本当に心が折れる

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世の中のおかしい部分を、「それが当たり前」と思うようになったとき

さて、最近のニッポンは、いろいろおかしいところが噴出していないだろうか。

  • 報道、特にテレビ報道は単に「総理大臣が●●と言った」「企業経営者が××と言った」「評論家が◆◆と言った」など、単に「起こった出来事を伝えるだけ」に堕している
  • 本屋さんに行ってみたら、「日本スゴイ」「周辺諸国は醜い」などの「愛国ポルノ」だったり、「自分を磨いて生き残れ」といった「自己啓発本」ばかりが平積みになっている
  • そして、「これっておかしいのではないか」と(主に「下」とみなされた人たちが)声をあげると、四方八方から「何言うてるの?」「それのどこがおかしいの?」などとこれまた「上から目線」で「諭してくる」

こういう現状に対し、何も感じない、「それが当たり前」と思うのなら、もはや立派な毒オトナであるといえる。

次回に続く。

*1:たとえばプロスポーツ選手がそうだ。