ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナの条件(65)職場ぐるみの「環境型ハラスメント」

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は「毒オトナの条件」。

 

職場ぐるみの「環境型ハラスメント」

今朝、NHK「おはよう関西」で、「職場ぐるみで民族差別をおこなう企業に対して訴訟を起こした従業員」の話がされていた。

https://www4.nhk.or.jp/P2849/x/2021-03-15/21/48398/8104232/

参考記事

www.jiji.com

この企業はよく知っている。

南泉州随一の不動産企業で、「感動ポルノ」「愛国ポルノ」が大好きな企業。
エルトゥールル号」を題材にした感動ポルノ映画の協賛企業でもある。

「研修」と称して毒オトナたちの著書を読ませる

番組では、「研修」と称して民族差別や愛国ポルノに携わる毒オトナたちの著書を読ませ、感想文を書かせ、それを社内報に紹介するということをやっていたことを報じていた。

まさに、「職場ぐるみの『環境型ハラスメント』」。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

私の父親が毒オトナ好みのテレビ番組をこれ見よがしに見ている行為にそっくりだ。
それを職場ぐるみでやるとなると今回訴訟を起こした「当事者」は生きた心地がしないだろう。

ちなみに番組に出ていた「テキスト」には

などの著書が用いられていた。

韓国ルーツだという原告には耐えがたい屈辱だったと想像する。

経営者は「あくまで勉強会」とうそぶく

原告は「研修はやめてください」と訴えるも、企業側は「あくまであれは勉強会」とうそぶき、「そんなに嫌ならやめろ」とまで言われたという。

ああ、うちの父親とおんなじことしてるなあ…

父親が毒オトナ好みのテレビ番組を見ているのも「俺は勉強しているんだから」と私からの問いに答えない。

そして父親に対して反論しようとすると、「ここが嫌やったら出ていけばええやないか」とまくし立てる。

企業も父親も同じ

自分がいづらい環境を作り、それに異を唱えると「出ていけ」という。

この企業も、父親も、同じだなあ。

だから「毒オトナ」という言葉を使うのだ。

そんじゃまた。