こんばんは。ここ2、3日情緒不安定が続いている…
相変わらずブログも更新できていない。
楽しみにしている方々(はたしているかどうかわからないが)、本当にごめんなさい。
さて今回もシリーズ連載・毒オトナの条件。
池内さおりさんのこと
先日、「共産党」の元衆議院議員である「池内さおり」氏が駅で電車に乗ろうとしたところ、降りた男にわざとらしく肩をぶつけられたことをツイートした。
それをある「スポーツ新聞*1」が記事にした。
しかし、「ツイートしたことを記事にした」というだけで、具体的な状況を取材することもなく、しかも「女性差別を感じた」という文言から毒オトナたちを呼び寄せる「犬笛」記事*2となり池内氏にはいやがらせ、侮辱が殺到した。
- 電車は降りる側優先だろ?何言ってるんだ
- 女性差別と結びつけるな
といった…
参考記事
昨秋轢かれそうになったことを思い出した
しかし、私は池内氏の抱いた恐怖は本物だと思った。
昨秋、私が信号無視の自動車に轢き殺されそうになったこととダブったからだ。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
この件では、自動車のドライバーが「歩行者ごときになんで押しボタン信号で止められなくてはならないんだ」という「侮り」から私を轢き殺そうとしたのではないかと考察した。
それにしても、自動車にとって「押しボタン信号」はとてもいらいらするものらしい。 「なんで歩行者一人だけのために俺たちが待たなあかんの?」と言わんばかりに。
毒オトナの条件(60)俗流日本人論 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所
池内氏のケースも同様に、
- 降りようとしたら女性に進路を邪魔されたように感じた
- 「女が俺の進路を邪魔するとは生意気な」と考えた
- 先ほども綴ったが「電車の乗り降りは降りる側優先のはず」と思った
- で、池内氏に体当たり…
と私は想像する。
それにしても、池内氏を侮辱する毒オトナたちは「ルール順守!」と言うてるけど、ニッポン社会のいたるところでルールは破られていることは無視しているんだよなあ…
たとえば自転車の右側通行(逆走)とか…
女性の側、歩行者の側のみ「ルール順守」を求める。
「上」の側はルールを破っても多少はOK。
なんなの、このディストピア…
「ツイートした」ということだけを記事にする簡単なお仕事、新聞記者
しかし、今回もそうだが「スポーツ新聞」ってやれ「〇×が番組内でこう発言した」「▲◆がインスタグラムに自撮り写真を投稿した」「こんなことをツイートした」という「記事」が多すぎる。
まるで「新聞記者」という仕事が、
「テレビ番組を見たり、各種SNSのタイムラインを追って面白いと思ったシーンを記事にするだけの簡単なお仕事」
みたいじゃないか。
今回の池内氏の件についても、記者が池内氏本人に会ってどんな状況かを取材するといったことが必要なはずだ。
あと、当のツイッター上でも誰かが「面白画像」「ハプニング、アクシデントの瞬間」を投稿すると決まって「スポーツ新聞」や「テレビ局」の「公式アカウント」が、
「〇〇(各種メディアの社名)と申します。どこで撮影した画像なのかお教えできませんか?」
という「リプ」がつく。
で、当該アカウントは「そんなの自分で調べなよ」と返すのが「流儀」になっている。*3
「新聞記者」「報道機関」っていったいなんだろうなあ…としみじみ思う。
それではまた次回。
(追記)
上記の「簡単なお仕事」で綴られた記事のことを「こたつ記事」というらしい。
その言葉を生み出した方のコラムを紹介する。