こんばんは。¡Buenas noches!
今回も「毒オトナの条件」をお送りする。
「身を切る改革」なんて、「メザシの土光さん」の二番煎じでしかない
さて、いよいよ衆議院議員総選挙が公示された。
まあ、「政権交代」と野党たちは息巻いているが、ふたを開けてみれば前とあんまり変わらない顔ぶれに終わるだろう。
その中で、一部政党が大幅に議席を伸ばすといわれる。
以前にも綴ったが、「維新を名乗るナニワのトランピズム政党」である。
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毒オトナたちに支えられ、大きくなった
この政党、創始者である「ナニワのドナルド・トランプ」氏のころから「下=社会的マイノリティ」を馬鹿にすることで有名であった。
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「下」を馬鹿にすることで世の毒オトナたちから拍手喝采を得、党もまた毒オトナたちのマウンティング欲を満たすべく国会内外で発言している。
「身を切る改革」
党が常々発しているテーマが
「身を切る改革」
である。
というのが主な柱。
「メザシの土光さん」と何が違うの?
しかし、これら「身を切る改革」なんて、「以前にも見た光景」なんだよなあ…
「メザシの土光さん」。
1980年代に時の政権に請われて「行政改革」の調査会長に就任、のちに「土光臨調」と呼ばれるようになった。
「国鉄」「専売公社」「電電公社」民営化が「成果」の一つとして知られる。
その際、NHK特集として同氏を密着した番組が放送される。
そのワンシーンとして流れたのが、
夫人とともにメザシと野菜、みそ汁とご飯のみという質素な食事をとる
というものであった。
「ほら、行政改革の責任者もこのように自ら質素な生活をしているんだからぜいたく、ましてや福祉や暮らしを手厚くなんて軽々しく求めているんじゃねえぞ」
といういわば「プロパガンダ」として作用したのは言を俟たない。
結局、「維新を名乗るナニワのトランピズム政党」の「身を切る改革」なんて、「質素に努める*2」ことを隠れ蓑にして生活をずたずたに引き裂きかねない*3政策をごり押しする「メザシの土光さん」の二番煎じとしか思えない。
それでも、ニッポンの毒オトナ社会をバックにして躍進するんだろう…
あと、同党もまた財界、「経団連の下請け(By山本太郎)」ならぬ「関経連の下請け」でしかないことも指摘しておく。
それではまた。