今回も毒オトナ社会の解きかた。
まだ国会議員やってるの?と言いたくなる、今話題の「総務大臣政務官」の女性について綴る。
毒オトナのモデルケース~総務大臣政務官の女性
この女性はまさに「THE 毒オトナ」という名称にふさわしいと思う。
ウィキペディアによると市会議員から国会議員、そして国会議員でも最初は新自由主義を党是とする政党、「維新を名乗るナニワのトランピズム政党」、そして政権与党とまさに「政界渡り鳥」ムーブをとっている。
そしてその政治思想は醜悪の一言に尽きる。
社会的マイノリティに生きる権利はないと常々おっしゃっているのだから。
LGBTには生産性がない
そんな彼女を「スターダム(あえて言う)」に押し上げたのが、
「LGBTには生産性がない」
という雑誌への寄稿である。
要はLGBT、性的マイノリティは子どもを作らないのだから「生産性がない」というわけ。
この雑誌寄稿にたいして当事者たちから抗議の声が上がった後も傷口に塩を塗るような形で彼女の毒オトナ仲間たちによる擁護寄稿をしたために当該雑誌は実質廃刊となった。*1
そして総務大臣政務官へ。あのときの反省謝罪は一切なし
そしてこの女性は現総理大臣の第二次改造内閣において「総務大臣政務官」に就任。
今秋からの臨時国会において当然主に野党議員からこのことを突っ込まれた。
しかし当然ながら反省謝罪は一切しなかった。
当然である。
当事者、社会的マイノリティにとっては許せない存在だが、ニッポンのマジョリティである毒オトナ社会にとってはまさに「アイドル」、むしろいてほしい存在なのだから。それは雑誌寄稿に毒オトナ仲間の著述家たちが助け舟を出したことからもうかがえる。
私自身も社会的マイノリティなのではっきり言ってこういう存在が「総務大臣政務官」として居続けるのは地獄でしかない。
次回に続く。
【追記】
この総務大臣政務官、12月27日に辞表を提出したようだ。
あと、「生産性がない」とされた当事者の国会議員の動画も紹介したい。