こんにちは。¡Hola amigos!
今回も「与党も野党も茶番」。
茶番政党が唱えている「共産主義と自由」について綴る。
紙屋高雪さんが「共産主義よりも欲しい今」をズバリ綴ってくれた
さて、前回記事でも綴ったが、今月茶番政党を除籍・解雇となった「素敵な党幹部だった方」こと「紙屋高雪」氏が連日ブログ「紙屋研究所」にて、茶番政党の新たな「お題目」となりつつある、
「共産主義と自由」
についてこと細かく綴られておられる。
その第4回において、まさに私が「わが意を得たり」という部分を綴ってくれたので紹介する。
そうだよ、それだよ、それこそが「欲しい」んだよ
この前のシリーズ連載で、私は菊池真理子氏の漫画「神様のいる家で育ちました」のワンシーンを捩る形で、
「社会主義よりも、共産主義よりも、自由な時間よりも、今の暮らしが欲しいんだよ」
と綴った。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
ここから紙屋氏のブログを引用する。
短時間労働でも住宅を手に入れ、子どもを大学にまでやれるなら、どうして正社員になって長時間労働を好きこのんで耐え忍ぶだろうか。短時間労働は、貧困の象徴ではなく、自由な働き方の入り口となるのだ。
共産党の議員や共産党員は、いま学費の無償化の署名をがんばっているのではないか? 各地の自治体や国会で家賃補助や公営住宅の増設のために奮闘しているのではないか?
そうだ!
それこそが、社会主義になった時のパーツ(部品)を作るということなのだ。将来と今は地続きなのだ。 これこそ資本主義の下でのぼくらの社会運動のとりくみと、社会主義・共産主義が地続きであることを示す雄弁な証拠ではないのだろうか?
「共産主義になったら資本家など社会のメンバーがみんな生産に参加したり、証券や金融などの社会の浪費部門がなくなるから、労働時間が抜本的に短縮する」などといった、よくわからない、キツい説明を軸にするのをやめるべきである。
(大文字・太文字・赤文字強調は引用者)
志位和夫『Q&A 共産主義と自由──『資本論』を導きに』(4/5) - 紙屋研究所
まさにね、「共産主義と自由」うんぬんよりも「欲しい今」の実現に奮闘されているのではなかったのか、というわけである。
もちろん、「欲しい今」を実現させるための「理論」としての「共産主義と自由」というのはありうる。
しかし「理論」を前面に出して「欲しい今」の実現すらおぼつかないほどに勢力がしぼんでしまっているのは本末転倒だ。
それこそエホバの証人の「ハルマゲドン後のパラダイス」と同じようなものに「共産主義論」がなり下がってしまっているんじゃないか。
ここまで「ズバリ」言語化してくださった紙屋氏は本当に尊敬しかない。
もう絶望しかない次期衆議院議員総選挙。まさに「仁義なき戦い」「バトル・ロワイアル」
さて悲しいことに、茶番政党はまさに「共産主義論」を「ハルマゲドン後のパラダイスだ」として「布教」に必死になっている。
さらには「立憲を名乗る政党」への敵意をむき出しにし、「全小選挙区への立候補」という愚行までたくらむ始末。
むろん、れいわ新選組にも敵意を見せる。
まあ、茶番政党、「立憲を名乗る政党」、そしてれいわ新選組と「私たちの声の代理人になってくれそうな政党」は「バトル・ロワイアル」として共倒れ、政権与党や「維新を名乗るナニワのトランピズム政党」が引き続き勝ちそうだわ。
はっきり言っていずれも私たちの声が不在であり、絶望でしかない。
まあ、その中ではやはり「れいわ新選組」なんだけどね私に近しい政党は。
次回に続く。