こんにちは。
今回も「与党も野党も茶番」。
Web記事で発見した茶番政党の残念さを綴る。
雨宮処凛・伊藤昌亮対談からわかった「茶番政党の残念さ」
今回紹介するのは、「imidas」サイトで掲載された雨宮処凛・伊藤昌亮対談である。
前編後編と別れているが、後編で述べられている部分に「これって本シリーズ連載で綴っている茶番政党のことじゃないか」と思ったので詳細を綴る。
こちらが後編のリンク。
「リベラルの『文化化』」の悪しき見本となった茶番政党
ここでいう「リベラル」とは記事本編にもあるように「革新」「左派」という意味である。茶番政党がその代表だ。
その「リベラル」はどうして嫌悪されるかについて対談では、
「経済」の問題にコミットしていない
ことを問題点に挙げている。
引用する。
伊藤 そうなんです。そして、日本の左派が「反戦」や「反差別」といったテーマに熱心な一方で、貧困に苦しむ人たちにきちんと向き合ってこなかった面があるのは事実だと思います。
(太文字・大文字強調は引用者。以下同じ)
そして、このあと「リベラルの『文化化』」という言葉が爆誕する。
(前略)
こうして見てくると、特に2010年代以降のリベラルは「文化化」してきてしまったといえるんじゃないでしょうか。つまり、直接的に人の生活に関わる経済や労働や雇用の問題よりも、差別やフェミニズムや平和という「文化」的な問題を重視してきたように見えるんですね。「差別をなくそう」「安保法制反対」と叫ぶ一方で、雇用を失い、労働組合にも守ってもらえない人たちのことは救ってくれない。それが近年の「リベラル」という存在だと思われてしまったのでしょう。
ここら辺に私は、
これって茶番政党そのものじゃないか
とヘッドバンギングのごとく頷いた。
茶番政党は先月の衆議院議員総選挙において、
「社会主義・共産主義は自由な時間が保障される社会だ」
ということを唱えてきた。
なぜ「自由な時間」なのか。私は「自由な時間よりも『今*1』が欲しいんだよ」と最近のこれらの主張を破折したのだが、そもそもなぜこんなものを唱えるのかまではわかっていなかった。
しいて言えば「宗教的な目標(「ハルマゲドン後のパラダイス」とか「広宣流布」とか)」と言ったものかなあと思っていた。
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ここに「文化化」というキーワードが飛び込んできて、
ああ、なるほどなあ
と頷いたわけである。
なぜ「自由な時間」なのか。
- 「自由な時間」が保障されれば経済苦・労働苦から解放される
- 経済苦・労働苦から解放されれば「文化」的なものに注目がなされるはずだ
- その「文化」というものはまさに茶番政党が最近口に出している「ジェンダー平等」「気候変動」「反戦平和」。
茶番政党の党勢拡大にもつながるはずだ
ということなんだ。
あと、もう少し身近な例として映画・演劇鑑賞やスポーツ観戦などエンタメに触れるというのもあるか。
茶番政党の「タワマン住まいの長老」である市田忠義さんなんか各種SNSで演劇鑑賞のことをひたすら投稿しているし。
結果はれいわ新選組にも負けるていたらく。ほんまに茶番政党
で、結果はごらんのとおり。
議席をさらに減らし、れいわ新選組にも負け、供託金4億円以上ボッシュートされてしまっているわけだ。
でもって、そのれいわ新選組と大阪府内で競合した選挙区を見ても…
- 大阪5区
大石あきこ 26789
茶番政党*2 24480 - 大阪13区
やはた愛 22482
茶番政党 18657
おー、ここでも負けてるんだねえ。
特に大阪5区では大ベテラン議員だった人で知名度もあったはずだ。
それがれいわ新選組に負けているのはほんまに「潮目が変わっている」んだねえ。
で、茶番政党は全然反省しておらず…
都議選・参院選勝利をめざす活動と党建設についての基本方針について田村氏は、参院選では、「比例を軸に」を貫き、「650万票、得票率10%以上」、比例代表で改選4から5への議席増、選挙区では現有議席(埼玉、東京、京都)絶対確保と議席増の目標を発表。都議選では、「全党的課題として位置付け、現有19議席を絶対確保し議席増に挑戦する」と報告しました。
また「650万票」とか言うてる。
来年…というても半年余りでこんなんできるわけないだろ、と一般市民は思っているわ。
まあ、せいぜい殻の中、「エコーチェンバー」の中でこもってなさい。
馬鹿に付ける薬はない。
前編も忘れずに
最後に、今回は後編を紹介したが、前編も忘れずに見てほしい。
「投資家目線」とか、「社会変革よりも自分磨き・ライフハック」の問題も綴られている。
前後編読んで思うことは、
根底は「ウィークネスフォビア」
ということなんだろうなあということ。
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次回に続く。