おはようございます。¡Buenos dias!
今回はグループホームに住んでみた・第37回。
最近Hさんのことばかり綴ってきたから今回は久しぶりにAさんのことを綴る。
Aさんのブチギレ
昨日、事件があった。
事件と言うだけなら本シリーズ連載で何度も綴ってきた。
Hさんの吸殻ほったらかしとか…
今回の事件は、世話人さんがAさんの部屋を清掃しようとしたところ、Aさんは
「男ノ部屋ニカッテニ女ガハイッテクルナ!」
と怒鳴りつけたことだ。
しかし、世話人さんが部屋の清掃をするのはいままでずっとやってきたことだ。むろんAさんの部屋も。
「虫の居所が悪かった」としか思えなかった。
なおも「オ前ハウザインジャ、ムカツクンジャ」などと怒鳴るものだから、世話人さんは恐怖を感じ仕事を途中で早退せざるを得なかった。
どうも母親になかなか会えなかったストレスがあったかららしいが…
その後、運営会社などからの聞き取りがおこなわれ、理由はどうも「例の感染症の問題もあり、療養施設に暮らすAさんの母親となかなか会えなかったストレス」らしいことを聞かされた。
私はそれを聞いて、
「うらやましいなあ…それを言い訳にして許されるんだからなあ…」
と思った。
ストレスがあったからと言って、担当世話人に暴言を吐いて良いわけはない。
私だったら父親や周りから糾弾されまくっただろう。
実際そうされてきたゆえに、「言い訳にして許される」彼らをうらやましく思うのだから。
とりあえず、社会不適応の「属性」を持ってしまったら、「障がい者」認定をもらうことは重要だなと思った次第。
次回に続く。