ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた・第5回「世話人元締めはピアサポーター」

こんばんは。
兄姉ブログに綴ったが、ラグビーニッポン代表「ブレイブブロッサムズ」はすごいねえ。
前回大会で大健闘するまでの数大会で通算たった1勝だったのが信じられない。

今回はシリーズ連載「グループホームに住んでみた」の第5回を綴る。

世話人元締めはピアサポーター

私が入居した初日。

運営会社施設管理担当の社員さんとともに引っ越し作業を終え、一息ついていたころの話である。

これからまさに「世話」になる、世話人さんたちの「元締め」という方が来られた。

年齢は私よりやや上の主婦という感じ。またバイタリティにあふれており「肝っ玉かあさん」という感じの人だった。

彼女からは、

  • グループホーム入居に当たっての注意点
  • 「障がい」を抱えた方が入居しているとあって一部入居者には気を付けたほうがよい
  • もし何かトラブルがあったら世話人元締めに連絡をしてほしい

ということを伝えられた。

世話人元締めが見せてくれたもの

そのあと、私のこれまでの生い立ちや、最近の生活状況などを彼女に伝えた。

現在通っている心療内科および主治医の話をしたとき、

「いやあ~、実は私も同じ主治医なのよ~。偶然ねえ~」

と言われた。

「エ、アナタモ心療内科ノ診察ヲ受ケテオラレルノデスカ?」
と私は驚いた。
外見からはとてもそうには見えなかったから。

しかし外見で人を判断することはまさにステレオタイプである。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

その際、彼女は左腕の袖をまくり、前腕部を見せた。

…そこにはたくさんの切り傷のあとがあった。

そうか…そうなのか…

つまり彼女は「ピアサポーター」として、グループホーム世話人業務に従事しておられるのだった。
私と同じ、とある理由で精神を病んでしまった方として。

とにかく、グループホームの生活で何かあったときは、遠慮なく彼女を頼ろう。
そう思った。

次回に続く。