ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害㉔やはり小売業は鬼門だった…

こんにちは。

今回も、この時期の社会状況を最初につづることにする。

障害者自立支援法」が制定されたのち、当時の内閣総理大臣は辞職した。

次に就任した総理大臣は消化器系の病気が悪化して志半ばで辞職。

その次の総理大臣は「あなたとは違うんです」という名言を残して辞職。

さらにその次の総理大臣は漢字をうまく読めないことが指弾を浴びていたなあ。

このように当時の政権与党が不甲斐ないばかりに、ついに2009年、政権交代が起こった。

私と発達障害㉔やはり小売業は鬼門だった…

障害者自立支援法」制定後、当時私が所属していた就労支援施設B型でも、「利用料」が徴収された。

その後、政権交代が起き、新しく就任した内閣総理大臣は、貧困層支援アクティビストの湯浅誠氏などを「内閣府参与」に据えるなど「人を大切にする姿勢」をみせた。
障害者支援政策も、当時の厚生労働大臣が各種障害当事者の意見を聴取するなどを実行した。
そして「障害者自立支援法」が改正され、「利用料徴収」が廃止された。

新しい職場は「二●リ」

2010年。
私は新しい職場に採用された。

「インテリアと暮らしの小売業」として業界トップクラスのチェーン店。
私は新店舗オープニングスタッフとして採用されたのだ。

「クローズ」の求人ではあったが、就労支援施設の「ジョブコーチ」の随行が認められた。

業務内容は「店内と店舗周辺の清掃」。
開店前に出勤し、トイレなどを掃除した後、店内の廊下や店外の駐車場などを掃除する。

確かにこれだけを見れば、「誰にでもできる簡単なお仕事」だ。

しかしここは小売業である。お客様が一杯いるのだ。

当然、お客様からいろんなことを聞かれる。
「商品がどこに売られているか」はもちろんのこと、「この商品のアピールポイントはどこかなあ?」などと販売員と同様に接してくる人もいた。

本当は「私は清掃員なので…」と言ってそそくさと立ち去りたいところなのだが、わが国の小売業ではそれは許されない。

一応、「わからなければ私たちに聞いて」と上司や同僚従業員に言われていたが、いざというときに、必ずその人たちがいるとは限らない。

そして、職場で色々トラブルを起こすことになる。

私は思った。「小売業は鬼門だったんだ…」

次回に続きます。