ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

私と発達障害27 次の働き口

こんばんは。

2009年に政権交代したのはいいものの、社会保障推進の予算獲得が難航したり*1、「八ッ場ダム問題」に代表されるように「不必要な公共事業抑制*2」もうまいこと進まなかったり、はては東日本大震災、と、その政権はとにかく多難尽くしであった。

ただ、「障害者自立支援法違憲訴訟で和解し、「就労支援施設」利用者の本人負担を廃止してくれたことは本当に感謝している。
それだけでも、政権交代の価値は十分にあったと思っている。
それだけに私の両親が当時の政権をぼろくそにいうことには納得がいかない。

私と発達障害27 次の働き口

「二●リ」をやめてしばらく経った。
前回綴ったように、私はHIKIKOMORI状態に陥っていた。

その時始めた「戦国IXA」などのオンラインゲーム、あるいはネットサーフィンに入り浸っていた。

しかし、それでも自分を奮い立たせ、仕事探しを再開した。
もう40歳が近くなってきた。このままではだめだと思ったのだ。
このままでは二代目「諸星ノア」になってしまう…

ハローワーク、求人情報誌を漁る。
小売り、飲食などの接客業は絶対に無理だ。
しかし清掃など裏方作業も小売り店舗などだとお客様との距離が近い。お客様とのトラブルの恐れもある。

できるだけ、お客様との距離が遠い職場がいい。

そんなとき、ふと目に入ったのが「空港での旅客機機内清掃」。
旅客機の機内清掃というと結構ややこしい所があるが、お客様とのコンタクトが少なければそれでいい。
仕事の手順を覚えれば、どうとでもなる。

再び採用通知をもらう

ハローワークで清掃業務の求人に申し込んだ。
面接の日程が伝えられ、その日に臨海埋立地にある小さな事務所に向かった。

このときは、「代理人」に最近創設された「就労支援センター」の職員がいた。
障害者職業センターの紹介で、このセンターを利用していたのだ。

面接担当には私の障害特性を詳しく話し、理解と配慮をいただけるようお願いした。

数日後、採用通知が届いた。

早期に仕事が見つかってよかった。
私は安堵した。

次回に続きます。

*1:いわゆる「道路特定財源」の一般財源化で賄う予定だった。

*2:「コンクリートから人へ」とスローガンを掲げていた。