ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

さすがイダヒロユキ(伊田広行)師匠、そこにシビれるあこがれるゥ!!

こんにちは。

今日はこの間読んだイダヒロユキ(伊田広行)師匠のブログについて。

hiroponkun.hatenablog.com

で、こちらの記事につづられている一文に私は心打たれた。

hiroponkun.hatenablog.com

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韓国もまた、わが国同様氷河期世代への救済はされなかった模様。

こんばんは。Buenas noches!!

明日から職場での仕事再開です。

さて、先日更新された「マガジン9」の雨宮処凛コラム「雨宮処凛がゆく」。
最新更新号はこちらの記事だった。

www.magazine9.jp

さて、こちらの記事では、旧年中にあった出来事とともにお隣の韓国の状況も綴られている。

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たとえ重度の障がい者でも、「働く・社会の役に立つ喜び」は知っている。

おはようございます。Buenos Dias!!

今朝、ツイッタータイムラインを見ていたら、こんな記事が紹介されていた。

toyokeizai.net

学校黒板用チョーク製造最大手、「日本理化学工業」の話。

なんと、社員80人中、60人が知的障害者
記事によると「重度」が半数近くを占めるんだとか。

その中でも、「働く・社会の役に立つ喜び」について語っているエピソードが印象的だった。
少し長いが、紹介記事より引用。

「うちの工場では知的障害者が一生懸命に仕事に取り組んでいます。施設に入って面倒を見てもらえば、今よりずっと楽に暮らせるのに、なぜ彼女たちは毎日工場へ働きに来るのでしょうか」

すると住職はこう答えました。

「人間の究極の幸せは4つあります。1つ目は、人に愛されること。2つ目は、人に褒められること。3つ目は、人の役に立つこと。4つ目は、人に必要とされること。だから障害者の方たちは、施設で大事に保護されるより、企業で働きたいと考えるのです」

その瞬間、私は自分の考えが根本的に間違っていたことに気づきました。人は仕事をして褒められ、人の役に立ち、必要とされるから幸せを感じることができる。仲間に必要とされれば、周囲と愛し愛される関係も築くことができる。だから、彼女たちはあんなに必死になって働こうとするのだと。

(太字強調は引用者)

まったくだ。
人の役に立つ、社会の役に立つ喜びを感じることができれば、たとえ重度知的障害者でも、そしてHIKIKOMORIなど「社会不適応当事者」も、長く働けるようになるのだ。

記事はこのように続いている。

私は日ごろから従業員たちに、「今日もよく頑張ったね、ありがとう」と声を掛けていましたが、私にとっては、単なるあいさつにすぎませんでした。でも、知的障害者の人たちは、心からうれしそうな顔をするのです。健常者がごく当たり前だと思っていたことの中に、人間の究極の幸せが存在する。そのことに私自身が気づかされました。

(太字強調は引用者)

まさに、これは自分が現在の職場で感じていることそのものだ。
課長や主任、そして周りの従業員たちから「お、頑張っているなあ」「いつもありがとう、ご苦労様」と声をかけてもらえると、本当にうれしいものだ。
今まで数カ月も持たなかった就労も現在の職場では2年以上続いている。

それではまた。
職場の仕事始めは明後日5日からです。

日本のネットコミュニティには「ネカマ」「ネナベ」が常に潜んでいると心得よ。特に知的障害者がネットを使うとき。(追記あり)

おはようございます。

おとといの大晦日、私は紅白歌合戦など特番には何の興味もなかったが、偶然見た番組に興味をひかれた。

それは、NHKの教育コンテンツコンクール「日本賞」受賞作品一挙見せます、という内容の番組だった。

www.nhk.or.jp

その中でもグランプリ「日本賞」受賞作品がとても衝撃的だった。
(以下、ネタバレも含むので折りたたみます)

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2017年、いざ生活で行き詰ったときのために

おはようございます。Buenos Dias!!

2017年がスタートしたが、年が改まろうが私には関係ない。
普通に1日1日が過ぎるだけだ。
昔日は親戚の家に集まっておせちやお雑煮食べたりしたけどなあ…
既にお亡くなりの方も多くなり、親戚一同が集まることはもうなくなったので、新年をお祝いすることもすっかりなくなったんだよね。

さて、今回は「いざ生活で行き詰ったときのためにしておくこと」を綴る。

それは、「市役所の生活支援系部署*1の担当者と顔なじみになる」こと。

「何も困っていない状況でも、担当者と顔なじみになる」ことに意味がある。
アポイントを取ったうえで、担当者と雑談するだけでいい。

その中で、自分の普段の生活、得意なことと苦手なこと、資産状況などを伝えるのである。
担当者に自分の身の上を知ってもらうのだ。

そうすると、いざ、「結婚した」「子供が生まれた」などのことはもちろん、「失業して生活に困っている」ことなどが発生しても、担当者が親身に対応してくれるだろう。

よく、何か福祉制度を利用しようと思って市役所に行っても、つっけんどんな対応をされた」という話を聞く。

それはひとえに「市役所側に顔なじみがいない」からだと私は思う。

普段勤務している人の場合、奥さんに協力してもらうか、休み(有給休暇)をとって自分で窓口に行って顔なじみになろう。

HIKIKOMORIなど、勤務していない人の場合は、普通に市役所に行けるはずだ。

皆様に、適切な福祉・支援制度が利用できますよう…
それではまた。

*1:だいたい「生活支援課」「市民福祉課」など。

潜入・大人の幼稚園最終話 今思えば、「社会貢献」にこだわり過ぎていたなあ

おはようございます。鼻風邪ひきかけてます…

さて、短期集中連載「潜入・大人の幼稚園」は今回が最終話。
「大人の幼稚園」という言葉を使ったのは、自分が「舞姫青葉の友」をこの言葉を使って見下していたことへの反省と謝罪を込めてのものである。

発達障害板」という掲示板サイトにこういう書き込みがあったのもあえてこの言葉を用いるきっかけだった。

>>20
2chのメンヘラ板の小規模作業所スレでは大人の幼稚園と言われていますからね。
掲示板に書き込める人は絶対に嫌な思いをするのは間違いないでしょう。

あくまで訓練だから朝礼があったり、順番で掃除や食事の準備があったり、
作業所のイベントで販売とか、ただ行って作業をして帰るという
訳にはいかないと思います。

それと基礎年金を貰っている人が稼いだら、年金が支給停止になるかもしれないし、
実際、ある新聞の記事で軽度知的障害者の人が月25000円を稼いだだけで、
基礎年金2級を打ち切られたという記事があったし、

うちの親戚で、統失で基礎年金2級を受給している人がいるけど、
作業所には行かないで家に閉じこもっています。
その方が精神的に安定しているみたいです。

( 【高卒】低学歴のアスペルガー症候群【中卒】 より)

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潜入・大人の幼稚園第6話 何もすることがない

おはようございます。Buenos Dias!!

舞姫青葉の友」のパンなどを地域住民すら買わず、ほとんど利用者の親御さんばかりが買っていることについて、私は大学時代に学んだ「ジュース屋とアイスクリーム屋の笑い話」を思い出した。

「経済原論」という、「マルクス経済学」を学ぶ授業で教えてもらったものだ。

あるところに、ジュース屋とアイスクリーム屋が隣り合って営業していました。
いずれも100円で売っていました。
ジュース屋が言いました。「暑いからアイスクリームをくれ」
今度はアイスクリーム屋が言いました。「のどが渇いたからジュースをくれ」
そうこうしているうちにジュースもアイスクリームも売り切れました。
しかし、売り切れているにもかかわらず儲かりませんでした。
お互いの間で100円が往復しているだけだったから。

この話は「いかにたくさんの人に売ることが重要なのか」を教えてくれる。
親御さんしか買わないということは、「間接的な『自爆営業』」といえる。
舞姫青葉の友」入所当時は「障害者自立支援法」で、「毎月の利用料が徴収」されていたのだから。

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