ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

さすがイダヒロユキ(伊田広行)師匠、そこにシビれるあこがれるゥ!!

こんにちは。

今日はこの間読んだイダヒロユキ(伊田広行)師匠のブログについて。

hiroponkun.hatenablog.com

で、こちらの記事につづられている一文に私は心打たれた。

hiroponkun.hatenablog.com

記事の一部を引用。

私自身は10年ほど前に、大学正規教員(助教授)を自ら辞めました。大学や社会運動で、言葉の上で「いいこと」を言う一方で、将来まで安定した身分が保障され年収が高くてイイ家を買って結婚して子供をもって…というのは欺瞞かなと思ったのです。学生さんに格差の問題を話している私自身の年収が高く、主流秩序の上層の生活をしているなんて矛盾じゃないですか? この問題は「トランプ支持者が、政治をやってきたやつらは民主党も含めて特権階級だ、と怒りを向けること」とつながっている面はあります。 それに「結婚し正規雇用で年収が800万円あってやりがいある仕事をしている」なんてモデルは普遍的ではなく、ひきこもりや非正規労働者の多くは選ぶことができません。主流秩序の上層は、席が極めて限られて、社会構造に加害的な立ち位置です。多くの人は「負け組」になり、生活も苦しく、自信も奪われていきます。社会を変えようとしても、なかなか変わらない。この現状のなかで、モデルになりやすいのは、主流秩序をのし上がるのではなく、序列から少しでも離れて、好きに生きる方向です。 リベラルや左翼、革新政治家は、戦争や集団への差別・格差など、「大きな人権侵害・暴力・不正」を問題にしてきました。一方でそういっている本人自身が身近なところでは権力的で、能力主義にとらわれ、暴力や非正規との格差に鈍感、子供には学歴をつけさせる、ということがよくあったわけです。社会の暴力は身近にたくさんあります。だから私は、主流秩序論で、身近かなところから言っていることとやっていることを一致させていこうと提起しているわけです。

「空を飛ぶことよりは 地をはうために 口を閉ざすんだ 臆病者として」② - ソウルヨガ

 (太字強調は引用者)

もう、心からこう叫びたい。

              . -―- .      やったッ!! さすがイダヒロユキ(伊田広行)師匠!
             /       ヽ
          //         ',      おれたちにできないことを
            | { _____  |        平然とやってのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {               \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |    `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
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よく、「ワーキングプアなど貧困・経済格差問題を取材する学者やマスコミの人たちは高給をもらっている。私たちの痛みなんかわかるわけない」と、矛盾を指摘するような文言をよく見かける。
NEETニート)」という言葉を発明した玄田有史氏なんかその代表だろう。
この「憎悪ポルノ用語」でどれだけ儲けたんだろうなあ…

しかしこのイダヒロユキ(伊田広行)師匠は一味違う。
「だったら正規の職員を捨て、『非常勤職員』として生きてやる!」と見得を切ったのだ。

イダヒロユキ(伊田広行)師匠のことは私が大学時代から知っている。
当時師匠が在籍していた大阪経済大学の紀要(論文集)で知った。

「たましい*1」「スピリチュアル・シングル」という言葉をよく使っていた。
「主流秩序」という言葉も使っていたように記憶している。

また、ジェンダー問題の論客として、「週刊金曜日」などに寄稿しておられたことも覚えている。

私はいずれも心惹かれた。

そして、就職に失敗し「HIKIKOMORI」になってからはもはや「傾倒」するようになった。

イダヒロユキ(伊田広行)師匠は社会的弱者、とりわけ「公認されない社会的弱者」のヒーローといっても差し支えないと思う。
ジェンダー意識が高く、そしてヴィーガニズム実践者。

これからも私はイダヒロユキ(伊田広行)師匠のことを追い続けていきたい。

ただ、師匠のブログはすごく見づらい。以下の3つの改善点を指摘したい。

  1. 引用部分には網掛けをしてください。弊ブログのように。
  2. 記事の一つ一つが長い時があるので、適宜「続きを読む」機能を使って折りたたんでください。
  3. 1にも言えることだが、新聞記事などを全文引用すると「転載」とみなされ著作権侵害の恐れがあります。

それでは。

*1:魂にあらず。