こんばんは。¡Buenas noches!
今回はシリーズ連載「グループホームに住んでみた」の第7回。
このグループホームに住んで1ヶ月になる。
そこで最近思うことを綴りたい。
「矯正収容所」と比較
それは、HIKIKOMORI当事者を無理やり拉致監禁し、借り上げアパートなどに監視下に置く「矯正収容所」のことである。
参考リンクを紹介する。
この記事の中に、「業者」との一問一答があり、その中でこんなやり取りがあった。
──入寮費が70万円程度、毎月の寮費が20万円程度かかるとのことですが。
一般的な額だと思います。(ワンステップスクール*1の寮費は)平均だと毎月17万6000円ぐらいです。社会福祉士や医師などの専門職が多く、湘南校は特にスタッフの数が多いです。施設も冷暖房を完備しているので、固定コストが高く、公的資金も入っていないので、17万円を下回ると赤字になってしまいます。
「毎月の寮費が20万円程度」だって?
驚いたのが、入寮費が70万円、月の寮費が20万円であることを、
「一般的な額」
だと言い切っていること。
まあ確かに公的資金の入る福祉サービスではないからなあ。
しかしそれを考えても異常な額だ。
さて、第1回で綴った当グループホームのことを見てみよう
さて、ここで比較したいのが当グループホームのことである。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
ここからもう一度この一文をご覧いただきたい。
新シリーズ連載:グループホームに住んでみた・第1回「グループホームの概要」 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所
- 家賃は光熱費、食事代込みで5万円
- 食事は毎日、朝食と夕食を「世話人(寮母のような存在)」さんがつくってくださる。 逆に、利用者が自分で食事を作ることはできない。*1
- お風呂、トイレ、洗濯機は共用。 ごみ出しは該当するごみを一ヶ所に持っていって世話人が固めて出してくださる。
- お風呂は毎日決まった時間、大体夕方ごろに入る。 シャワーなどを各自が勝手に使うことはできない。
一応、お風呂やトイレなどが共用、お風呂に入る時間が決められていることなどの「制約」はあるが、朝夕の食事を「世話人」さんが作ってくださり、なにより家賃が、
食事代・光熱費込みで5万円
というところに魅力を感じないだろうか。*2
監禁されることもなく、出入り自由。
それで「矯正収容所」の4分の1。
やっぱり思うんだよなあ。
ただの「HIKIKOMORI」だと本当に社会的マイノリティとして「認定」されていないからあんな「矯正収容業者」なんかがはびこるんだよ。
向こうがこう来るならこっちは「精神障害」なり「発達障害」なりで「障がい者手帳」を取得するなどして「認定」されることをめざすべきなのではないのか、と。
そんじゃまた。