ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

就職氷河期戦線異状あり②「業務請負」ってなんだ?

こんにちは。Hola amigos!!

今週一週間、体調を崩しっぱなしで、ちょくちょく欠勤することもあった。
ブログなかなか更新できずに本当に申し訳ない。

今回のシリーズ連載「就職氷河期戦線異状あり」執筆に当たり、現在「岩波新書」の「ルポ解雇」を読んでいる最中である。

オムニ7 - セブンネットショッピング|ルポ解雇 この国でいま起きていること 通販 

本シリーズで後日、本書のことについて綴るつもりである。

また、当時のことを綴った書籍をもう一度読み直すつもり。

さて今回は、私が就活に失敗して卒業する羽目になった2001年ごろ、各種求人広告で跳梁跋扈していた「業務請負」について綴ろうと思う。

続きを読む

就職氷河期戦線異状あり①就職氷河期の就活

こんにちは。Hola amigos!!

前回、就職活動について綴った。
これを機に、しばらくシリーズ連載「就職氷河期戦線異状あり」を綴っていきたいと思う。
よろしくお付き合いのほどを…。

続きを読む

企業社会というのは勝手なものだな…

おはようございます。Buenos Dias!!

もう2017年も3月なんだな。
就職活動も本格的にスタートとのこと。
うちの職場の上司は最近就職説明会の会場をはしごしている。
人材確保は苦境を呈しているんだそうだ。
各種報道機関でもそういう伝え方がされている。

しかし本当に企業社会というのは勝手なものだと思う。

私が就職活動していたころ、つまり就職氷河期真っ只中のころは真逆だったから。

  • 説明会会場は閑古鳥。
    出展企業は圧迫面接ならぬ圧迫説明会。「いかにお前らは企業社会に適応できていないか」と説教されるのは当たり前。
  • 日産自動車「ゴーン改革」をきっかけに、「人員削減こそトレンディ」という方向に企業はシフトしていた。
    採用するにしても、「厳選採用」「即戦力」主義だった。
  • 当時のマスコミ屋(ジャーナリズム・ジャーナリストではない)は、「雇用のミスマッチ」を叫び、「企業に採用されず仕事が出来ないというのなら自分で仕事を作れ」と叫んだ。
    その結果は「起業家」という名の拝金主義者の跳梁跋扈。*1

そういえば、2000年代後半、リーマンショックが起こる前まで、まさに就職活動がイージーモード化していたころがあったよなあ。
そのころの様子が「ジョジョの奇妙な冒険」のワンシーンの台詞改変の形で残っている

 「内定を獲得することそのものではなく、どの内定先を選ぶかに苦労した」「説明会に参加して10社の面接を受けたら10社とも内定が出た」…
最近の就職活動ではもはや当たり前になっている。

就職氷河期に就職活動していた世代はとことん打ちひしがれ、その結果HIKIKOMORIになった人も多い。
私もその一人だ。
そのHIKIKOMORIたちも、内閣府からは「存在しないもの」にされてしまっている。

さきほど、「ひきこもり新聞」最新号の購入を申し込みました。
もちろん、応援価格(2000円)で。

それではまた。Adios amigos!!

*1:特に証券取引法違反で逮捕・受刑しながらテレビに著書に引っ張りだこの「IT起業家」とかね。

こんばんは、こちらでも【近況報告】綴ります。

こんばんは。

今回から、弊ブログでも姉妹ブログ同様に「近況報告」を綴っていこうと思う。
複数のテーマでの近況をまとめて綴るつもりだ。

続きを読む

HIKIKOMORI・発達障害にも知ってほしい「障害年金」のこと。「障害年金というチャンス!」レビュー

おはようございます。Buenos Dias!!

今朝、私が熱烈応援している「ひきこもり新聞」のことがNHKおはよう日本」に取り上げられていた。

www.hikikomori-news.com

しかし、NHKがそのとき使っていた「全国に54万人」の数字って、40歳以上の当事者を排除した内閣府発表の数字ではないか。

diamond.jp

ええかげんにせえよ。だからNHKはじめ報道機関はジャーナリズムではなくて「マスコミ屋」なのだ。

さて、今回はそんなHIKIKOMORIの人たちにも知ってもらいたい「障害年金というチャンス!」という本について紹介する。

続きを読む

すさまじい内容のブログを見た…

おはようございます。Buenos Dias!!

昨日、すさまじい内容のブログを見た。

vosot.hatenablog.com

たしか「HIKIKOMORI 性欲」で検索して引っかかったのかな。
毒親などのサバイバーの声を紹介していく内容だが…

たとえばシリーズ「スパゲッティの惨劇」の「母親」なんか、あれはヤングジャンプだったかなあ、「犯罪者の心の闇」シリーズで読み切り作品が何週か掲載されていたのだが、その中の「女性を監禁し続けた男」のエピソードとだぶって見えた。

男は勝手に食事を作った。
女は食べるのを拒否した。
男は床に食事をぶちまけた。
しばらくしたら女は食べたいとつぶやいた。
男は床にぶちまけた食事の残骸を食わせようとした。

こんなシーンを思い出した。

二条師匠やひきこもりおじさんのブログも相当すさまじい内容だったが、これはそれにもましてすさまじい。

しかもボリュームもけた違い。読み切るのに苦労しそうだ。

なお、メインメンバーの「ぼそっと池井多」氏は弊ブログサイドメニューでも紹介している「ひきこもり新聞」にも寄稿されている。

【当事者手記】”30数年、様々なカタチのひきこもりを遍歴してきた” 連載「ひきこもり放浪記」 第1回『ひきこもりの多様性』 | ひきこもり新聞

それではまた。「障害年金というチャンス」、読了しましたので明日、感想を綴るつもりです。

「見えない貧困」=「相対的貧困」=「人生経験の剥奪」

おはようございます。Buenos Dias!!

すみません、あれから1週間近く更新が途絶えてしまった…
綴りたいことはわかっているんだけど、いざ文章にするとしんどい。
何度このことを綴っているか…

今回は、前回綴ったNHKスペシャル「見えない貧困」について綴る。

NHKスペシャル | 見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~

相変わらず、この番組に対し「なんでこれが貧困なの?」という言いがかりが付いているようだが、その部分についても綴ろうと思う。

続きを読む