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豚猫大好きぶーにゃんの社会的弱者研究所

豚みたいに太った猫が大好きでたまらない私、ぶーにゃんの「社会的弱者(マイノリティ)」について考えるブログです。主にHIKIKOMORIなど、「公認されない社会的弱者」に関することを綴ります。

諸星ノアの「性欲」と「女性観」への腹立たしさ。

こんにちは。Hola amigos!!

前回に引き続き、「ひきこもりセキラララ」の感想です。

なお、今回は「恋愛と性」についても綴るため、一部で性的な表現を用いる。
その辺ご容赦願いたい。

「ひきこもりセキラララ」後の「ノア」との交流

「ひきこもりセキラララ」を読んだ当時、私は自宅用のパソコンを持っていなかった。
当然、インターネットとも無縁だった。*1

パソコンを購入し、インターネットにようやくアクセスできるようになったた2000年代中盤、私はHIKIKOMORI当事者たちが集うSNS「ひきこもり村。*2」に頻繁にアクセスするようになっていた。

そこの常連さんに、「諸星ノア」はいた。

私は「ノア」氏に「以前著書の感想を送りました(私の本名イニシャル)です!覚えてますか?」と呼びかけた。
彼も気づいてくれた。

以来、しばらく「ひきこもり村。」で駄弁るようになった。

「ノア」氏のホームページもよく訪問した。
その中で、「日記」のコーナーがあり、日にちごとに新たなページを作成しているようだったので、「ひきこもり村。」の中で「ブログを作成してみては?」と提案した。

これがあかんかった…

B級グルメ」「アニメ・特撮ドラマ」「アイドル追っかけ」のオンパレード

 「ノア」氏が開設したブログ「ノロノロ全速力日記」は、とても「ひきこもり当事者のブログ」とは思えないものだった。

まず、「B級グルメ」。
B級グルメといっても、「横手焼きそば」とか全国的に知られたものではなく、カツカレーとかラーメンとか、ただでさえ肥満体型だというのにさらに太るつもりか、と言いたくなるような料理の「食べ歩き」記事が多かった。

次に、「アニメ・特撮ドラマ」。
これは「ノア」氏自身漫画家志望ということで、「先人に学びたい」という気持ちなのだろう。「展示会などのイベントに行ってきた」という記事も多かった。
実際、「ノア」氏の漫画・イラストの作風は「昭和テイスト」だ。

そして、「アイドルの追っかけ」。
それも、小学校高学年~中学生クラスのアイドルを追っかけていた。
「サイン会や握手会に行ってきた」レポートもまた多かった。

このように、当時の「ひきこもり」のイメージとはかけ離れた、なんとも行動力あふれる内容にあふれたブログだった。

アイドルから、「性行為・性的虐待ビデオ」の女優にシフト…

アイドルの追っかけであるが、当時の「ノア」氏は「これは疑似恋愛なのである」と、半ば「生きがい」といっていいくらい情熱を燃やしていた。
私も「セックスアピールアイドル*3」が好きなので、その気持ちは十分理解できるものだった。

しかし、そのアイドルたちも、成長して「お年頃」になり、しだいに「熱愛」「結婚・入籍」そして「不適切な関係」が報じられるようになってくると、「ノア」氏は心が折れていった。

特に、長年追っかけていたあるアイドルが、いわゆる「おめでた婚*4」をした時には怒りと不快感を露わにしていた。
「アイドルは公共の財産だ。勝手な行動をするな!」「こんなことが続発したら生きがいが無くなる」etcetc…

清純なアイドルが奔放なセックスをしている様子を想像することに恐怖を覚えた「ノア」氏は、追っかけの対象を「性行為・性的虐待ビデオ*5の女優」にシフトする。

「そんなことまで平気で記事にするのか…」と私は「引いた」が、コメントで「アダルトコンテンツでもこういうのはまあ『あり』だと思いますけどね」と、「LCラブコスメ」が販売している「性生活を豊かにするためのDVD」を紹介した。

サーセン、広告です。↑このDVDのことを紹介したのだ。)

しかし、「ノア」氏は「それって、『リア充』向けの作品ですよね。私はそんなの欲しくないんですよ。女性が男性にめちゃくちゃにされる、その様子を見て劣情を満たしたいんですよ」とコメントを返した。

駄目だこいつ、早く何とかしないと…

「女性」ではなく、「女性の姿をしたペット」「肉便器」が欲しいのか

そこで、「ひきこもりセキラララ」の話に戻る。

幕間の漫画で、「ノア」氏は人生で唯一「正社員」として勤務したデザイン会社のことを綴っている。

「年下の女子先輩」
「仕事ができて明るい女子先輩達」
「それにひきかえ、仕事も電話応対もヘタな私は…」
「実はまだオレ童貞なんスヨ…」
「仕事もできて性経験もある成人女性像」
…etcetc…

漫画内の台詞等を抜き出してみた。

「ノア」氏が「女性」というものに相当なコンプレックスを抱いていることは想像に難くない。
いい大人になってまともに「社会参加」することもできない自分。
一方で、立派に「社会参加」できて、セックスもしっかりこなす女性たち。

そんな女性たちを「破壊」してやりたい…
「ノア」氏がそんな倒錯した感情を抱いたゆえに、「性行為・性的虐待ビデオ」にのめりこんだのだろう。

「女性」は怖い。
しかし、自分の性的欲望を満たしてくれ、どんなに暴力的に扱っても文句ひとつ言わない「女性の姿をしたペット」「肉便器(嫌な言葉だ…)」は欲しいわけだ。

私は何も言えなくなった。

そして絶縁へ…

その後も「ノア」氏のブログにコメントを寄せることはたびたびあったが、頻度は減っていった。

社会に適応できず、女性にも恐怖を抱いているが、性欲は「いっちょまえ」にあり、「女性をめちゃくちゃにしてやりたい」という願望があふれている…

そんな「ノア」氏に対し、私は「あなたみたいな人生はさすがに歩みたくないなあ…」とさりげなくコメントした。
当時、私は30歳を過ぎ、「将来への不安」を感じていたゆえの投稿だった。

「ノア」氏は不快感を露わにした。
私はその時は「申し訳ありません」と陳謝した。

後に、「ノア」氏は「漫画雑誌の編集部に持ち込みをしたが、門前払いされた」ことを綴り、私がそのことについてコメントを寄せると、以前のコメントを蒸し返し、「馬鹿にしているのですか?以前にも『私みたいな人生を歩みたくない』と綴ったことを覚えていますよね。もう来なければいいんじゃないですか?」と綴ったので、もうそれっきり「ノア」氏のブログを訪問することをやめた。

HIKIKOMORIで女性にコンプレックスを抱えても、私は女性にやさしくありたい

あれから数年が経った。

非正規雇用ではあるが、私は職場に定着することができた。

むろん、HIKIKOMORI時代は女性に対して敵意を抱いていたこともあった。

しかし、それでも「女性をめちゃくちゃにしてやりたい」と倒錯した感情には陥りたくなかった。

そして今、私には恋人がいる。
ダウン症持ちだけど、とても素敵な方だ。

こういう風になれたのも、私は「適切な社会的支援」を受けることができたゆえだと思う。

先ほどの「ノア」氏のデザイン会社勤務の話だけど、現在の職場のように、「ジョブコーチ」と「メンター」が「ノア」氏にもついていたら、定着とまではいかないけれど、「孤立無援」というべき状況は避けられたのではないかと思われる。
まあ、当時はそういう制度もなかったんだろうけど…

まあ、こういういきさつがあった後に、改めて「ひきこもりセキラララ」を読んでみたら、あの時とは違う感想を抱いた、そういうこと。

繰り返しになるが、「ノア」氏は来年(2018年)、50歳を迎える。

*1:大学時代に簡単なHTMLタグでホームページを作成していたくらいだった。

*2:句点が付くのが正式名称。このサイトを作った「アリマヨシヤ(漢字忘れた)」という人は日本のマーク・ザッカーバーグといっても過言ではないと思う。

*3:いわゆる「グラビアアイドル」「グラビアモデル」と言われる人たち。乳房を中心に「セックスアピール」を強調することから私はこう呼んでいる。

*4:できちゃった婚」をもう少し上品に表現するとこうなる。

*5:いわゆるアダルトビデオ。私はこんな婉曲表現はしたくないのでこう表現する。