こんばんは。¡Buenas noches!
今回もシリーズ連載「グループホームに住んでみた」、同居人「Hさん」のことを綴る。
今週のお題「外のことがわからない」←今回はこれも関係する…と思う。
Hさんのことをもう少し
前回、Hさんが「絵師」を目指そうとしていることを綴った。
そして、夢破れてほとんど「HIKIKOMORI」となったことも。
現在、Hさんは昼は本グループホームの運営会社が運営するデイサービスセンターに昼過ぎまで通い、その後グループホームに戻る生活をしている。
ずっとこの繰り返しだ。
かつては「UR賃貸」に住んでいたが…
そんなHさん、本グループホームに住む前は、「UR(都市再生機構)の賃貸住宅」に住んでいたそうだ。
当初はHさんの祖母との同居だったらしい。
しかし、祖母の死後、自分でOBUTSUのコントロールもできず、掃除や洗濯などまともにこなすこともできないHさんは自室を「汚部屋」にしてしまい、隣近所から糾弾されて追い出されたんだそうな。
頼りになる親族は誰もいない。ケースワーカー、代理人は何をしているのか?
Hさんには頼りになる親族は誰もいない。
きょうだいもいるようだが、誰もHさんの身元など引き受けないだろう。
私が「Hサンノコト、ナントカシテホシイ。病院トカ介護施設トカアルデショウニ」と運営会社の担当者に電話したことがあるが、「彼ねえ、身寄りがないから、ケースワーカーなども付けられず、介護施設とかに行かせることができないのよ…」と言われた。
しかし最近のHさんは髪はぼさぼさ、無精ひげが伸び放題、身の回りの世話ができないのは相変わらず、趣味と言えば煙草と(深夜)徘徊くらいだ。
まさに、「外のことがわからない」。
少なくとも、Hさんにグループホームでの生活はかなり無理があると思う。
ケースワーカー、代理人は一体何をしているのだろう?
あと、認知症の検査を受けさせられないだろうか、とも思う。
自分にできることはあるのかなあ…うちがお世話になっている団体を紹介してもいいのだが…
次回に続く。