ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた(36)Hさんのことをもう少し…

こんばんは。¡Buenas noches!

今回もシリーズ連載「グループホームに住んでみた」、同居人「Hさん」のことを綴る。

今週のお題「外のことがわからない」←今回はこれも関係する…と思う。

Hさんのことをもう少し

前回、Hさんが「絵師」を目指そうとしていることを綴った。

そして、夢破れてほとんど「HIKIKOMORI」となったことも。

現在、Hさんは昼は本グループホームの運営会社が運営するデイサービスセンターに昼過ぎまで通い、その後グループホームに戻る生活をしている。

ずっとこの繰り返しだ。

かつては「UR賃貸」に住んでいたが…

そんなHさん、本グループホームに住む前は、「UR(都市再生機構)の賃貸住宅」に住んでいたそうだ。

www.ur-net.go.jp

当初はHさんの祖母との同居だったらしい。

しかし、祖母の死後、自分でOBUTSUのコントロールもできず、掃除や洗濯などまともにこなすこともできないHさんは自室を「汚部屋」にしてしまい、隣近所から糾弾されて追い出されたんだそうな。

 

頼りになる親族は誰もいない。ケースワーカー代理人は何をしているのか?

Hさんには頼りになる親族は誰もいない。
きょうだいもいるようだが、誰もHさんの身元など引き受けないだろう。

私が「Hサンノコト、ナントカシテホシイ。病院トカ介護施設トカアルデショウニ」と運営会社の担当者に電話したことがあるが、「彼ねえ、身寄りがないから、ケースワーカーなども付けられず、介護施設とかに行かせることができないのよ…」と言われた。

しかし最近のHさんは髪はぼさぼさ、無精ひげが伸び放題、身の回りの世話ができないのは相変わらず、趣味と言えば煙草と(深夜)徘徊くらいだ。

まさに、「外のことがわからない」。

少なくとも、Hさんにグループホームでの生活はかなり無理があると思う。
ケースワーカー代理人は一体何をしているのだろう?
あと、認知症の検査を受けさせられないだろうか、とも思う。

自分にできることはあるのかなあ…うちがお世話になっている団体を紹介してもいいのだが…

次回に続く。