ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

バリバラは今こそ「紅白歌合戦」の裏で「LGBTレインボーフェス」を実施すべき。

おはようございます。

先日、姉妹ブログで「紅白歌合戦」について綴った。

sgtyamabuunyan.hatenablog.com

私が紅白歌合戦が嫌いな理由は様々あるが、一番の理由はこれだと思う。

なぜ女性(紅)と男性(白)に分かれての対抗戦なのか

私は昔から「男らしさ」「女らしさ」という概念が嫌いだった。
小学生の時から嫌いだった。
いわゆる「グリコのおまけ」にはじまる食玩などでも「女の子用」「男の子用」とカテゴライズされることに疑問に思った。

こういうカテゴライズを大の大人向けにやっているのが「紅白歌合戦」である。
「合戦」と言っているが、実態はただの「宴会」「ディナーショー」でしかない。
こんな宴会に出演することをありがたがる歌手たちを見ているといつも虫唾が走った。
ゆえに私はこの番組への「落選・辞退者」を熱烈応援していたのだ。
今回出演決定するまでの宇多田ヒカル氏がその代表だった。

こうなったらバリバラが最後の希望だ

姉妹ブログにも綴ったが、宇多田ヒカル氏が「堕ちた」ことから今後、出演をずっと固辞してきた歌手たちも続々出演する可能性がある。
そして紅白歌合戦は今後とも、少なくとも今後10年は続くだろう。
女性と男性をばっさり分ける旧態依然のやり方で。

もはや「出演辞退者続出で紅白歌合戦打切り」が期待できなくなった以上、私は「バリバラ」に期待する。

「バリバラ」は今夏、日本テレビの恒例イベント「24時間テレビ」に対抗する企画を当該番組の裏でやってのけている。
30分弱の短い番組だったが、中身は本当に面白かった。
当時のことを記事にしているのでご覧くださるとありがたい。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

そこで、私はバリバラに「紅白歌合戦」の裏番組として「バリバラLGBTレインボーフェス*1」というイベントをやってほしいと思う。

バリバラは今春から「障害者に限らない、社会的弱者(マイノリティ)を積極的に取り上げる」ことを謳っている。
その中でも一番積極的・精力的に取り上げてきたのはLGBTである。

LGBTジェンダーの問題に、NHKの番組の中で一番敏感であろうバリバラ。
それが紅白歌合戦という「ジェンダー的主流秩序の塊」にあてこする企画をやってくれたら面白いだろうなあと私は思う。

しかしバリバラレギュラー陣も紅白歌合戦に組み込まれたら…
もう何も言うまい…(-_-)

(追伸)
私の恋人はやはりというか、紅白歌合戦が楽しみなんだって。
嵐の相葉雅紀氏の大ファンなんだって。
ああ、こんな人たちが紅白歌合戦を支えているんだなあ…(遠い目)

 

*1:あえて「歌合戦」とは言わない。ゆえにカテゴライズして対抗する方式にしてはならない。