ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナ社会の解きかた(26)&毒親の条件・番外編~毒親に「宗教系カルト」が絡んだら本当に洒落にならん

おはようございます。¡Buenos dias!

今回は「毒オトナ社会の解きかた」をお送りする。

毒親に「宗教系カルト」が絡んだら本当に洒落にならん

先日、元内閣総理大臣が射殺されるという痛ましい事件があった。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

この事件の実行犯の素性が明らかになりつつあるのだが、どうやら母親がいわゆる「毒親」だったらしい。

特に私が注目したのは母親が「宗教系カルト*1」にのめりこみ、「献金」をしまくったために大学を中退せざるを得なかったエピソード。

参考記事

gendai.ismedia.jp

普段の毒親は「常識(≒主流秩序)」を凶器にするが、「宗教系カルト」の毒親は「教義」が凶器

普段の毒親は、「常識≒主流秩序」を凶器にして子どもを追い詰める。

私自身もそうだし、以前綴った「諸星ノア」氏もそうだ。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

しかし、毒親が「宗教系カルト」にのめりこむと、「常識」に代わって当該カルトの「教義」に変化する。

母親がのめりこんでいたカルトはとにかく多額の献金をすることが「正しい」こととされていた。かつて「霊感商法」「壺売り」が社会問題になっていたことでも知られる。

実行犯は、この母親の「カルトへののめりこみ」に常に人生を振り回されたのだろう。

そして、当該カルトのイベントにちょくちょく来賓として招かれていた元内閣総理大臣に対しても恨みを募らせていたのだろう。

毒親の問題に、「宗教系カルト」が絡んだら本当に洒落にならん事態になるんだなあ…
毒親育ちの私には肌身にしみる恐ろしさを感じた。

私の親も「カルト」ではないが宗教に入っている

私の親の話をする。

実は私の親も「カルト」というほどではないが宗教団体に加入している。

ここの教義は「親や先祖を大切にしよう」。まあこれは「常識≒主流秩序」の範疇でもある。

父親が私に対して邪険に追い詰めても、親から通じて送られ続けた「親や先祖を大切にしよう」のメッセージから私は親に(家を出て独立するなど正当な形で)反抗することができなかった。
現在も親から完全に離れたという状態ではない。

最近は「田房永子」氏の漫画を読んでいます

最近、「田房永子」氏の漫画作品を読むようになった。

氏もまた、親に人生を支配され続け、自分に自信を持つことが長らくできなかったことを作品内で明らかにしている。

特におすすめなのは「母がしんどい」「しんどい母から逃げる!!」

kodomoe.net

www.shogakukan.co.jp

これらを読んで、五臓六腑にしみわたったなあ…
親の「正体」がわかってくるとなんかよくわからない怒りが奥底から湧いてくるシーンなんか、私自身もそうだと思ったし。

以上、毒親に「宗教系カルト」が絡むと本当に恐ろしいという話でした。
次回に続く。

*1:「カルト宗教」とは表記しない。なぜなら「カルト」は必ずしも宗教の形ではないから。共産党」とかね。