こんばんは。¡Buenas noches!
今回もシリーズ連載・毒オトナの条件をば。
前回、「アドバイスおじさん」について綴った。
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その際、このエピソードに触れて父親がニュース番組などを見てなんか私や母親にいろいろ御託をまき散らすさまを思い出したことを綴ったが、こういうさまに「命名」がされていたことを今回は綴りたい。
「アドバイスおじさん」は「マンスプレイニング」の亜種
その名前は「マンスプレイニング(Man-splaining)」。
「マン」、つまり「目上の」男性が、「目下」「未熟」な女子供に「教えてやるんだありがたく思え*1」とばかりにエラそうな態度で「教え諭す(Explaining)」さまを言う。
参考リンク
むろん、「マン=男性」だけでなく女性にもこんな態度をとる人はいるだろうし、「教え諭す」対象も女性だけでなくまさに私はじめ「子ども」もいる。
どう見てもマウンティングです
上記のリンク先記事にはこう綴られている。
マンスプレイニングする男性は基本的に、自信がなく自己肯定感が低いです。そのため、「自分のことをすごいと言って認めてほしい」という欲求が強くあります。
自分には価値がないと無意識のうちに思っているので、弱い自分を見せないようにとにかく虚勢を張ります。大声や早口でまくしたてるように話して、有無を言わさない態度をとることも、そうしないと、自分が優位に立てないという怖れを強く持っているからです。
小心者で自己価値が低いため、まわりに気を配っている余裕がありません。自分を守ることで精一杯で、相手がどんな気持ちでいるかまで考えが及ばないのです。
はい、まさにうちの父親そのものですね。
マウンティングそのものだ。
父親の「マンスプレイニング」に私が口をはさもうものなら、
「黙れ!何もわからないくせに!」
とか言うてくるんだものなあ…
評論家は「マンスプレイニング」の「専門職」
以前の本シリーズ連載において、「評論家」について綴った。
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あの人たちがテレビなどでやっていることなんかまさに「マンスプレイニング」だものね。
いうなれば「マンスプレイニングの専門職」。
そういえば3年ほど前に問題になった「ニュース女子」も「マンスプレイニング」のスタイルだったよなあ。
毒オトナしぐさへの「命名」はとても頼もしく思える
しかし、「マウンティング」「トーンポリシング」「ホワットアバウティズム」、そして「マンスプレイニング」など、過去の本シリーズ連載で綴ってきた「毒オトナしぐさ」にいろんな「命名」がされていることはとても頼もしく思える。
私が計画している「毒オトナ国語辞典」は、まさにこういう「命名された毒オトナしぐさ」をスライドショーの形で紹介することになると思う。
次回に続く。