こんにちは。¡Hola amigos!
今回は毒オトナの条件・第33回。
「当事者目線」というものについて綴る。
「当事者目線」なき者は去れ!!
よく、スポーツ業界なんかで
「闘志なき者は去れ!」
などという言葉が言われる。
私もそれに当てはまる「発達障害持ち」が額面通りに受け取ってしまう言葉のナンバーワンである。
「ハイ、私ハ闘志ヲモチアワセテイマセンノデ去リマス」
という感じで。
ただ、私はこれを少しもじったものを使いたいと思う。
それが、「『当事者目線』なき者は去れ!!」という言葉。
本シリーズ連載では、「マウンティング」「トーンポリシング」など、「下=社会的マイノリティ」に対しての侮辱を続ける「毒オトナ」たちの「しぐさ」を綴ってきた。
これら毒オトナたちに共通しているのが、
「当事者目線の欠如」
である。
「あいつらは自分たちとは違う存在。言ってみれば『モンスター』だ」という感じで「下」を見下しているのだ。
で、そういう「下」の人たちが「声を上げる」と、たちまち毒オトナたちが集団リンチを開始するのである。
「ひきこもり新聞」「ひきポス」もそうだし、「石川優実」氏の「#KuToo」もそうだ。
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「『当事者目線』の欠如」は、「支援者」も抱きがち
本シリーズ連載では、「『支援・アドバイス』という名のマウンティング」についても綴った。
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「あなたを支援します」「助けます」といった行為には、どこかしら「マウンティング=『俺が助けてやるんだありがたく思えよ』的な感情」が入り込んでいるということである。
そして、これは私自身が犯した失敗でもある。
「高齢ひきこもり」の「二条淳也」氏に対してのそれがあてはまる。
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これらに共通することもまた、
「当事者目線の欠如」
である。
「自分はこうやって社会に適応できた。あなたも私と同じなんだからやったらええねん」とかそういう姿勢で接し、そして当事者(ここでは二条淳也氏)から拒絶されたのだった。
その点で、以前綴った「石川良子」氏の「ひきこもり支援論」は大事な視点だと思った。
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もう一度言う、「当事者目線」なき者は去れ!!
最初から差別、侮蔑をしてくる毒オトナはもちろん、「あなたを支援したい」「あなたのためを思っている」と近づいてくる「支援者の皮をかぶった毒オトナ」たちに、もう一度言う。
「当事者目線」なき者は去れ!!
これが「エコーチェンバー*1」などと言われようが構うものか。
毒オトナたちの言説をいちいち「うんうんなるほど」と聞いていたら、私自身、そして「当事者」「社会的マイノリティ」たちが最悪殺されることになるのだから。
次回に続く。