ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主にHIKIKOMORIなど、「公認されない社会的マイノリティ」に関することを綴ります。

毒オトナの条件(46)やはり社会の物事を「わかりやすく伝える」には「ステレオタイプ」は不可欠…

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は毒オトナの条件・第46回。

NHKの国際ニュース番組(笑)について綴る。

 

「わかりやすく伝える」=「ステレオタイプ

この間、NHKの国際ニュース番組(笑)「世界のいま」がアメリカの人種差別問題を「わかりやすく」伝えようとしたことが「炎上」した。

こちらの記事が詳しい。

www.huffingtonpost.jp

この「世界のいま」、かつては「海外ネットワーク」といって「道傳愛子」氏などがキャスターを務め、世界各地で起こっている問題などを淡々と伝える番組なのだったが、派手さが無くて視聴率も悪かったのか、5年前には「世界のいま」に模様替え、「坂下千里子」氏など芸能人も出演させるなんとも民放チックな番組になった。*1

この番組の放送当初から、芸能人やマスコットキャラ「Mr.シップ」のやかましさやうざさにうんざりし、「海外ネットワークに戻して」と思っていたが、ここにきて私が感じた「うざさ」は間違っていなかったんだなあと思ったね。

黒人(アフリカ系)に対するステレオタイプ

記事にはこうある。

動画では、抗議活動を行う黒人男性が火を持ったり、店のガラスが破壊された写真を黒人女性が持ったりしているシーンもあった。こうした描写は、抗議をする「黒人が暴徒化している」というイメージを助長したり、強調させかねない。

 今回はアメリカの人種差別、「Black lives matter」問題を「わかりやすく」伝えようとして同番組公式ツイッターに投稿した動画が問題となったのであるが、見事なまでにアメリカの黒人(アフリカ系)およびそのコミュニティに対する偏見・ステレオタイプが露わになっていた。

「わかりやすく」「知った気になる」にはステレオタイプは便利な道具

かつて同じNHKで放送された「週刊こどもニュース」はじめ、国内外のニュースの深層を「わかりやすく伝える」努力を各テレビ局はしてきた。

sgtyamabuunyan.hatenablog.com

しかし、これらの番組には100%何らかの形で「ステレオタイプ」が用いられてきた。

  • 今回のように黒人(アフリカ系)はスポーツなどの身体能力は高いが暴力的で違法薬物も常用している
  • 韓国や中国はいつまでも「ニッポンの戦争責任」をヒステリックに叫んでいる
  • 共産党」はプロレタリア独裁を企み生活一般を統制したがる存在*2

などなど…

でもまあ、世の中の出来事を「わかりやすく」…もっと正確に言えば「うすっぺらく」伝えるのなら「ステレオタイプ」を活用したほうが手っ取り早いことは確かである。

なにせステレオタイプは「共有」されているんだから。

 参考過去記事

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

でも、私はどんなにしんどい作業になろうが「当事者目線」を忘れず、「ステレオタイプ」に頼らずにものごとを理解し、学びたいと思う。

次回に続く。

*1:近いスタンスの番組には朝日放送テレビ「正義のミカタ」がある。

*2:で、「日本共産党」に対しては「党名を変えたほうがいいんじゃない?」とか言われる…