ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

バリバラに「五体不満足な人」を出す必要なんてあったのか?

こんばんは。Buenas noches!!

先日の日曜日に放送された「バリバラ」。
この日出演したのは「五体不満足な人」だった。

www6.nhk.or.jp

私は「バリバラの悪い側面が出たな…」と思った。
あるいは、弊ブログにはてなスターをくださっている方のブログ記事で綴られていることがぴったり当てはまっていると思った。

以下、記事を折りたたみます。

「露悪的」で「比較的元気な」障がい者の代表

この「五体不満足な人」は、紹介した記事で批判されている「露悪的」で「比較的元気な」障がい者の代表といってもいい人である。

「感動ポルノ」という言葉を作り出したステラ・ヤング氏よりも前に「感動ポルノ」を告発した人だ。

その後、彼はプロスポーツ選手から企業経営者、そして政治家たちに取り入ってきた。

そこらへんはすごいバイタリティだな、と私は素直に認める。

「あれ」が無かったら、政権与党の国会議員になっていた

しかし、私が「五体不満足な人」に腹が立つのは、あの「不適切な関係」スキャンダルが無かったら、今頃は政権与党の国会議員になっていただろう、ということだ。
そう、現在「道徳の教科書にパン屋のことを書いたら『わが国の伝統に反する』と和菓子屋に差し替えさせられた」とか、「テロ等準備罪の創設を進めようとしている」政権与党である。*1

当時、政権与党は「聴覚障害者の子供を抱えるシングルマザーで、元女性ヴォーカルグループのメンバー」とともに、「五体不満足な人」も出馬させようとしていた。
スキャンダルのお陰で「おじゃん」にはなったものの、「元女性ヴォーカルグループのメンバー」とともに当選確実*2と言われており、「政権与党は障がい者、社会的弱者も国会議員として在籍しているダイバーシティ実践政党でござい」とやりたかったのだろうことは想像に難くない。

結局は「五体不満足な人」も、「主流秩序」まみれの人間だったのだ

とどのつまりはそういうことである。
五体不満足な人」は「主流秩序」にまみれた人間だったのだ。

プロスポーツ選手、企業経営者、政治家…
いずれも「主流秩序」に生きる人間たちだ。

実際、「不適切な関係」スキャンダルの「謝罪披露宴」ともいうべきイベントまで開催し、その出席者には「IT企業の寵児ともてはやされ、その後証券取引法違反で逮捕・収監された人*3」もいた。

このことを知って私は「五体不満足な人」に対する幻想を捨てた。

私はたとえ「障がい者」「社会的弱者」であろうが、「主流秩序におもねる人間」は絶対に認めない。絶対にだ。

それではまた。Adios amigos!!

*1:しかも、当時「五体不満足な人」の知人が代表を務めていた政党と出馬において「二股」をかけていたという。ちなみにこの政党は比較的政権与党に近しい党派で知られる。

*2:両者とも参議院議員選挙比例代表枠で、この枠は「個人名で投票されやすい人が優先して当選する」ため。参考リンク 

http://www.sangiin.go.jp/japanese/goiken_gositumon/faq/a10.html の「拘束名簿式比例代表制」と「非拘束名簿式比例代表制」の違いは何ですか、を参照。

*3:この人もかつて政権与党から「郵政民営化反対派議員への刺客(という名の当てつけ候補)」として出馬していたことがあった。